在宅で働くのは、会社などで働くよりも、集中するのが大変です。自分の家では、お皿洗いや洗濯物などの家事も気になるし、誰も見ていないから、つい好きなことをしたくなってしまうなど、誘惑が多いのが、その理由。自分を律しないと、なかなか仕事がはかどりません。そこで今回は、自分を律して在宅で働くための7つのコツを紹介します。
1. 計画を立てるやるべきことが明らかでないと、プレッシャーがないので、自分を律するのが難しいです。
そこで、最初にすべきことは時間を決めて、必要なこと、すべきことを決めること。計画通りに進められないこともあるかもしれないですが、計画を決めておけば、目標が定まります。
2. 休みを計画する家で仕事をしていると「洗濯物を干さなきゃ」といった、家事が気になります。それを無視し続けることに、意味はありません。
そのかわり、毎日のスケジュールの中に、ランチ休憩のように、スケジュールとして、そういう家事を組み込んでしまうのです。または、ランチ休憩の時に、家事もまとめてやってしまうようにしましょう。こういう家事をスケジュールに組み込んでおけば、いつかやることが自分でも分かっているので、気にせず仕事に打ち込めます。
3. タスクの中身を細かく分けて、目標を定めるその日にやるべき仕事を確認し、細かい作業として何が必要か考えましょう。大きな仕事でも、細かい作業に分け、かかる時間を決め、小さなゴール(目標)を作っていくことで、自分がちゃんと仕事を進められているんだ、と実感しながら働けます。
4. 何かご褒美を作る自分の目の前に、ニンジンをぶら下げてあげましょう。
ご褒美は、コーヒー休憩、ちょっとしたエクササイズ、洗濯物を干す時間、ニュースを見る5分間など、小さな休憩も含みます。長い休憩になるご褒美は、最初にスケジュールに組み込んでおきましょう。そうすれば、自分のモチベーションを上げるためにも役立ちます。
なお、休憩は戦略的に計画しておくのがポイント。そうすれば、自分を律しながら、仕事も効率よく進められます。
5. チャットクライアントを、いない時に「AWAY」と表示されるようにする多くの在宅ワーカーが、チャットクライアントのステータスをいつも「デスクにいます」としています。これは逆に、いつ本当にデスクにいるのか分からない、という印象を与えてしまいます。
そこで、チャットクライアントのステータスを初期設定にして、コンピュータを5〜10分触っていないときは「AWAY(いません)」という表示になるようにしましょう。このほうが、本当にいるときが相手に分かるし、信頼されます。
6. 締切を決め、守る「責任感のある人」という印象を与える為に、同僚やクライアントに、自発的に「この日までに終わらせる」という締切を告げましょう。
大きな締切だけでなく、同僚のプロジェクトのために必要な日々のタスクについても、自分で締切を決めて、その時までに終わらせると告げましょう。それが自分を律する助けになるし、仕事のプライオリティーをつけやすくなります。人に告げた締切は、自分のモチベーションを上げるのに非常に役立ちます。
7. やっていて楽しい仕事をする自分が情熱を持って、楽しくやっている仕事については、しっかり自分を律して進められるものです。逆に「こんなことして何の意味があるんだろうか」、「時間の無駄だなあ」と感じていることをしていると、飼い犬と遊んだり、テレビを見たり、といった誘惑に負けてしまいます。
在宅ワーカーのみなさん、これら7つのポイントを参考に、在宅での仕事を効率よく進めましょう!
7 Discipline-builders for Remote Workers [WebWorkerDaily]
Adam Dachis(原文/訳:阿久津美穂)