ウェブの接続性とデスクトップアプリを混在させたネットブックOS『Jolicloud』の1.0がリリースされました。色々と目新しいものはありますが、特に目を引くのがHTML5ベースのダッシュボード、そして同期可能、自動更新、どこからでも追加可能なアプリケーション。
『Jolicloud』は、Chrome OSのような完全にブラウザベースなネットブックシステムというわけではなく、アプリケーションが入ったダッシュボードモデルから作動します。
これらのアプリの一部はローカルデータとなっていて、その他は完全にクラウドベースとなっています。以前はUbuntuのNetbook Remix OSをベースにした見映えとなっていたのですが、今は上の画像のようにHTML5スタイルになっています。
また『Jolicloud 1.0』ではアプリケーションのハンドリングも改良されています。インストールしたアプリケーションは全てのJolicloudシステム上で同期され、システム上で自動的に最新版に更新されます。Jolicloudシステムが手元にない時に使ってみたいアプリについての記事を読んだりした場合、HTML5対応のブラウザから自分のアカウントにログインし、アプリケーションの追加や削除、Jolicloudチームによるお勧めアプリなどの情報を読んだりすることも出来ます。
『Jolicloud』を以前使ったことがない方は「pre-final 1.0バージョン」をダウンロードすることになるかも知れませんが、インストールしておけば近日中に自動的にアップグレードされるはずです。以前からのJolicloudユーザの方であればすでに1.0へアップグレードした方も多いのでは?
Jolicloudはほとんどのネットブック、別のパーティションとしてその他のシステムにインストール可能なフリーダウンロードです。
WindowsベースのインストーレションTipsの過去記事や別のパーティションにJolicloudをインストールする方法(英語ですが手順解説キャプチャあり)、あたりの記事も参考にしてみてください。
Jolicloud Blog [via Slashdot]
Kevin Purdy (原文/まいるす・ゑびす)