iPhoneのジェイルブレイクは、違法な雰囲気が漂っているから...と敬遠していた方も、多いかと思います。

しかし、New York Timesによると、アメリカ議会図書館の著作権局は、1998年に制定された「メーカーの意向に沿わない使用を目的とした、テクニカルな改造の禁止」という連邦法を、免除したとのことです。

 このことから、Appleは、ジェイルブレイクするとメーカー保証が効かないとは、今後も言えるものの、Apple提供ではないアプリを、ジェイルブレイクしてインストールすることに対しては、合法なので何も言えないということになります。

さらに、DVD DRMの抜け道を利用して、動画を、教育目的や広告目的ではないドキュメントフィルムなどのために制作することは、合法とされています。よって、他のキャリアで使用するために、携帯電話をアンロックすることも、合法といえそうです。

この問題について、より詳しく知りたい方は、下記リンクの英文記事を参照してください。

Ars Technica. [NYT]

Adam Pash (原文/訳:松井亮太)