夏休みにどこかに行こうと思っても、お金がない、時間がない、相手もいない...そんな寂しい人もいるかもしれません。別にどこかに出かけたからと言って、充実した夏休みを過ごせるとは限りません。お金は掛かるし、人は多いし、トラブルに巻き込まれることだってあります。

なんだか負け惜しみのようになってきましたが、本当にアウトドアよりもインドアが好きな人もいますよね。今回は、夏休みを家で楽しむ5つのアイデアを、ご紹介しましょう。

1. 6:4の法則を取り入れる

普段忙しい人は、夏休みに出かけるよりも、家でのんびりと休みたいということもあるでしょう。とは言え、夏休みの間中。ずっと家でダラダラ過ごすと、もったいないことをしたような気がして、後で落ち込むこともあります。

ですから、休みの間は最初から「家 60%:家周辺 40%」と決めて過ごしてみましょう。自宅周辺でも、行ったことのない場所はあるはずです。前から気になっていたけど、行く機会のなかったお店でご飯を食べてみるとか、いつもは通らない道を通ってみるだけでも、新しい発見があると思いますよ。

 

2. 家に関するやる事リストは見ない

せっかく時間があるのだからと、家に関するやる事リストを持ち出して、あれもこれもと、家で働くのはやめましょう。溜まっていた家事や雑事をこなせば、終わった後に充実感はあるかもしれませんが、逆に疲れてしまうこともあります。大量に時間があっても何もしないというのが、本当に「休む」ということではないでしょうか。

3. アンプラグドな日を作ってみる

電気をまったく使わないというのは、かなり難しい思いますが、テレビ、パソコン、ゲーム機器など、普段時間を費やしている家電や、デジタル機器の電源を、1〜2日の間だけでも完全OFFにしてみましょう。

最初は時間を持て余すかもしれませんし、思わず電源を入れたくなるかもしれませんが、それらを使わない時間の過ごし方を考えているうちに、新しい楽しみが見つかります。料理を作ったり、本を読んだり、庭いじりをしてみたり、たまにはそんなアナログな休日も、リフレッシュになりますよ。

4. 身の回りの小さな自然を楽しむ

シャワーもトイレもないような、大自然の中で何日間もキャンプをしたりするのが、夏休みの楽しみだという人も、いるかもしれません。確かに自然の中で過ごすのは、エアコンの効いた室内にいるよりも、心身共にリフレッシュできます。

大規模な自然でなくても、近くの公園やベランダの外にある街路樹だって、自然であることに代わりはありません。窓を開け放して、もしくはベランダで夕涼みしながら、風にあたってキンキンに冷えたビールを飲むと、意外と小さな自然を実感できたりします。

5. 休み明けのストレスを前もって減らしておく

夏休みや、長期休暇が終わって会社に行くと、その間の仕事やメールが、嫌になるほど溜まっていて、それだけでせっかくリフレッシュした気分が、一気に萎えてしまいます。そんなストレスを解消するために、休みの間にメールをチェックして、不要なメールだけを削除しておきましょう。

ここで大事なポイントは、絶対に仕事をしないということです。仕事をするためにメールをチェックするのではなく、あくまでも休み明けの無駄な時間と、ストレスを減らすためにするのです。

今年の夏休みはどこにも行かないという人は、家でどうやって過ごすのか、よかったらコメントで教えてくださいね。

Enjoying a Vacation at Home [Apartment Therapy]

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)