生活情報ブログメディア「Wise Bread」では、海外旅行で安全かつ「無駄遣い」なく、現金を持ち歩くコツについて採りあげています。
通貨の両替法としては、大きくわけて、自国の貨幣を現地の通貨に両替してから、旅行する方法と、自国の貨幣をそのまま持ち込んで、現地で両替する方法がありますね。
為替レートが落ち着いている場合や、自国で両替したほうがレートがいい場合は、事前に両替をしておくのも一法。ただし、旅行中どれくらいの現金が必要かを、きちんと考えた上で両替金額を決めましょう。また、万一盗難に遭っても保証されませんので、お気をつけて。むしろ、自国の貨幣を持っていって、必要に応じて現地で両替するほうが、効率的かもしれません。ただし、空港での両替は割高なことが多いので、避けたほうが無難。旅行者目当てに、やたら慣れなれしく近寄ってくる、町の両替業者にも、警戒したほうがよいでしょう。また、自国の貨幣とはいえ「お金」は「お金」ですから、持ち歩き時の盗難には、十分気をつけてくださいね。
大量の現金を、一度に持ち歩かなくて済む方法としてオススメなのが、ATMを使う方法。日本でも、「シティバンクバンキングカード」や、三菱東京UFJ銀行の「インターナショナルカード」、三井住友銀行の「国際キャッシュカードサービス」などがあり、事前に日本で預け入れした日本円を、現地のATMから現地通貨で引き出すことができます。手数料は、利用するカードによって異なりますが、詳しい比較は、こちらのウェブサイトも参考にどうぞ。
また、実際の現金の持ち歩きにおける鉄則は、一ヶ所にすべてのお金を入れないこと。現金は小分けにして、マネーベルトや鍵がかかるスーツケース、ホテルのセーフティボックスなどで保管しましょう。また、緊急用のお金は、靴底に忍ばせておくのも手ですよ。
観光地では、何かと旅行者が狙われやすいので、一見して旅行者とはわからないように振舞うことも、防犯対策としては必要ですし、現金以外の貴重品はあえてボロボロに見せて窃盗犯を欺く、といった工夫も有効です。このほか、ライフハッカーアーカイブ記事「まとめ:ボン・ボヤー ジュ! 海外旅行ハック21選」も参考にどうぞ。
この夏、海外旅行される方は、くれぐれも安全で楽しいひとときを過ごしてくださいね。
How to Get and Carry Cash Safely and Securely [Wise Bread]
Jason Fitzpatrick(原文/訳:松岡由希子)