ワイヤレスマウスを使用する方が、現在ではかなり多くなってきています。しかし、ワイヤレスマウスに大きな欠点を感じている方も、多いはずです。その欠点とは「反応の遅れ」。自分の使用しているワイヤレスマウスの反応が悪いと感じたら、一度「Human Benchmark」で反応速度を計測してみてはいかがでしょうか?
遅いと感じるのは、自分のマウスのせいなのか、はたまた自分が過敏すぎるだけなのか...。ワイヤレスマウスの反応速度が、やたらと気になる時、ありませんか? テック系ブログ「Tested」では、Human Benchmarkでテストしてみることを、オススメ(英文)しています。
テストの仕方はカンタンです。任意の時間表示される赤いボックスが、緑に点滅したら、すぐさまクリックしてください。色の変更からクリックまでの、反応速度が計測されます。何回も繰り返すことで、反応速度の平均が一定になっていくはずです。
これは反射神経の計測では? と思った方も多いと思います。確かにその通りなのですが、このテストを、ワイヤレスマウスとワイヤードマウスの両方で行えば、2つのマウスの反応速度の比較にもなるのです。その結果、ワイヤレスマウスの反応が遅い場合、マウスのせいといえます。正確に計測するには、ユーザーの反応速度が、ある程度一定になっている必要があるので、テストは何回もやりましょう。
それでは、ワイヤレスマウスの反応の遅れをできるだけなくすには、どうすれば良いのでしょうか? ワイヤレスマウスの反応速度が遅れる原因として、送信機とマウスの距離が遠い、間に障害物あるなどがあります。2.4GHZ、もしくはブルートゥースのモデルでは、同じチャンネル・バンドで、他のデバイスを稼働させていると、動作遅延やポインタ飛びが起こります。あと、当たり前のことですが、電池が切れていないかの確認は忘れないでください。
上記のことを確認しても、まだ反応が遅い場合、ソフトウェアが影響している可能性があります。マウス加速や、フィルターキー、カスタムホットキーなどのソフトウェアは、反応遅延の原因となるので、他の処置で効果がなければ、オフにすると良いです。ドライバなどを使用している場合は、最新のものにアップデートしておきましょう。
1つ言えるのは、反応速度においてワイヤレスマウスは、絶対にワイヤードマウスに勝てないということ。反応が遅れないワイヤレスマウスは存在しません。
ワイヤレスマウスの反応遅れを、人間に体感できないレベルまで抑えられる技があるぜ! という方は、コメント欄への記入お願いいたします。
Human Benchmark Reaction Time Test [via Tested]
Whitson Gordon (原文/訳:松井亮太)