こんばんは。早川大地です。ただいま僕はSweet Vacationツアー「Futurythm 2010」の大阪公演を終えて帰宅する新幹線の中。ぽちぽちとPCに向かっています。
最近の新幹線は無線LANもあるし電源もあるしで、かなり快適なオフィスなのです。しかもなんと移動もできる!!(笑)。ちなみに壁に電源があることを考えて、窓際の席を取るのがポイント。さて、先月はやっぱりiPad関連の記事が目立つ感じでたね。かくいう僕もiPadを手に入れて、はやひと月。前回は音楽アプリ特集を書きましたが、もちろんそれ以外にもいろいろ役に立っています。
ブラウジングやTwitterはもちろん、なかでも個人的に意外に便利!って感じだったのが「楽譜としての使用」。楽譜をPDF化しておいて、ピアノのまえにたてかけるとめっちゃ便利なんです!これで重たい楽譜を持ち歩かないですむ...。いちいちスキャンが面倒なので、電子楽譜ってないかなー。というわけで気になる記事Top5です。
■3年にわたる戦いの末...、GoogleがYouTubeの著作権侵害裁判で勝訴実際の使われ方を考えると、確かにバイアコム側の気持ちもわかるのだけどねー。たしかにテレビの切り出し動画などがいくらでも転がってるわけで。中でも触れられてる「インフラサービス事業者が違法動画削除に協力していることが認められれば、当該事業者は、著作権侵害の責任を問われない」っていうのは本来その「程度」をしっかり吟味するべきだし、その意味では申請がなくとも自主的に削除をしているニコニコ動画とかの方がだいぶ良心的な気がします。
フランスでは、Googleなどに課税し、その税収を音楽業界、新聞業界への助成金にあてるという通称「Google税」なんていうのも提案されましたが、このメディア・コンテンツ制作側 VS Googleという争いのはしばらく続きそう。しかし違法であろうが無かろうがYouTubeの楽しみ方を覚えてしまったユーザーに、違法だからもうだめです!という結論を突きつけるのはやっぱり難しいだろうな。だって、おれならやだもん。サッカー動画とかPVとか見るのに便利すぎだし。
■Dropbox ならPDFをカンタンにiBooksコレクションに追加できるiPad、PDFリーダーとしてはかなり強力です。僕の場合前述の楽譜や、資料、企画書はもちろん、音楽機材の取り扱い説明書などもまとめて入れてあります。いざ現場で複雑な操作に困った時、何かと便利です。僕は結局FTPでアクセスできるi文庫HDを使っていますが、Dropboxを使ったこんな方法もあるのですねー。手軽さとしてはこっちの方が上かな。しかし最近Dropboxが存在感をどんどん増しているのですなー。単純な仕組みなのに組み合わせに強い。カツオダシみたいなやつなのだ。
■『Google music』今秋に公開!?Google musicの件はもともと噂にはなっていたので、それほど驚く記事というわけではなかったのだけど、元記事によるとGoogleがいつのまにやら、Simplify Mediaを買収していた模様。Simplify MediaはiTunesの楽曲を疑似クラウド化するサービス。個人的にも使用していて発展に期待していたのだけど、いつのまにか使用停止になっていたのでどうしたのかなーと思っていた所でした。この記事だと、どうやらGoogle music開発中?という情報にとどまっていますが、これだけのことでも記事になるくらい注目度が高いんだなー!ってかこの手の争いにSpotifyはライバルと見なされてないのかしらん?
■iPadのバッテリーを長持ちさせるにはIPhoneのときとあまりかわりませんが、バッテリー長持ちのこつなど。iPadの場合は結構電池がもつので、iPhoneほど切実ではないけれど...。しかし、きたるべきマルチタスク時代に備えてバッテリーの健康には気を配っておくに越したことはないからね。おそらくiOS4で電池寿命は短くなるでしょうし。
■長時間フライトで睡眠時間を十分に確保するための5つのポイント長時間のフライト、体調調整に重要なのはやっぱりなんといっても食事。というか、一般的に機内の食事は回数が多いのだよね。8時間程度のフライトだと2回食事が出るけど、座りっぱなしで運動をしないもんだから、まるで養鶏場の鳥みたいな気分になってくる。太らせておいて着陸後に食べちゃう気だな!なんて気にすらなるのです。1回くらいは「残す勇気」が必要! と毎回思うのだけど、でもたいていなんとなくもったいなくて食べちゃいますよね。おまけについつい機内で配ってるカップラーメンとかまで食べちゃうし...(機内で食べると妙にうまくないですか?)。とまあ頭で理解していながらなかなか実践できていないライフハックなわけです。
というわけでGoogle VS メディア企業、Goole VS Appleと二つの戦争がかいま見れる今回のTop5でした!!
(ライフハッカー[日本版]編集委員・早川大地)