iPadが日本でも発売されて、約一ヶ月。いまだ品薄で手に入らない状態が続いていますね。
iPad関連の情報も増えてきて、これから買おうかなと思っている方にとっては、購入の目安が増えているとか思います。しかし、それでもW-Fi 3GモデルかWi-Fiモデルにするかは、悩みどころではないでしょうか。
一見、どこでもインターネットができる、W-Fi 3Gモデルが便利そうなので、こちらを選択しがちですが、ライフハッカーたるもの、あえて制限のあるWi-Fiモデルを選んでみるのはいかがでしょうか? 以下、iPad Wi-Fiモデルを選ぶメリットです。
なんといっても低コストWi-Fi 16GBモデルの場合、48,800円でiPadが手に入るのに対して、W-Fi 3Gはデータ定額プランの場合、24ヶ月で135,720円と約3倍。また2年縛りがないので、新機種への買い替えがしやすい。
ネットに繋がる場所が限られる一見デメリットにも見えますが、Wi-Fiモデルなら、ネットにつながる場所と時間を強制的に制限することで、考え事をしたり、本を読んだり、ただぼーっとしたり、何もしなかったりする時間を持てます(スキマ時間を徹底的に活用するというのも、余裕がなくて、しんどいですよね)。
そもそも考えてみてください。果たして、どこでもネットに繋がる環境が必要ですか? メールや簡単な検索なら、iPhoneなどの携帯電話でも代替えできますよね。
いつでもどこでもネットが出来ると、場所や時間の制限を取り払い、格段と便利になりますが、間違いなく私たちの時間を奪っていきます。携帯が普及したことで、いつでもどこでも連絡がつくようになりましたが、そのために休日まで連絡が入るようになって、四六時中仕事に追われるようになっていませんか?
・どうしてもネット環境が必要な際には、Wi-Fiスポットで対応事前にWi-Fiスポットの場所を調べておけば、都市圏なら、まず困らないのではないでしょうか。
もちろん、Wi-Fi 3Gモデルを否定はしません。やっぱり便利ですから。でも僕自身がWi-Fiモデルを購入してみて思うことは、「あれば便利は、なくても平気」ということ。
製品のメリット、デメリットは使う人によって違います。時間に追われて、忙しい毎日を送っているなら、あえてWi-Fiモデルの制限を、うまく利用してみてはいかがでしょうか。限られた場所でしかネットがつながらないというのは、意外に快適で効率がよくなるかも。
(ドサ健)