現在Google Appsからは、数あるGoogleサービスのうち、Google検索・Gmail・Googleカレンダー・Google Docs・グループ・動画にしかアクセスできません。しかし、ようやく、BloggerやGoogleリーダー、Picasaなど、すべてのGoogleサービスに接続できるようになるそうです。Google Appsのユーザさんにとっては、利用するGoogleサービスによって、Google Appsのアカウント、Googleサービスのアカウントを、別々に使い分ける必要がなくなるので、非常に便利ですね。
しかし、この場合、実はちょっとした問題があります。
Googleサービスのアカウントに、Google Appsのメールアドレス(例えば、email@my-domain.com)を使っている場合、Google Appsからでも、すべてのGoogleサービスにアクセスできるようになるので、同一のメールアドレスで、2つのGoogleアカウントが存在することになってしまいます。
このようなケースの措置として、元々のGoogleサービスのアカウントには、メールアドレスのドメインの直前に「+personal」を付加することにしたとか。この例でいうと、旧Googleサービスのアカウントは、「●●●+personal@ドメイン.com」になります。つまり、Google Appsからは「●●●@ドメイン.com」ですべてのGoogleサービスにアクセスでき、旧Googleアカウントでアクセスしたいときは、「●●●+personal@ドメイン.com」でログインするという具合です。詳しくは、Googleの公式ヘルプページもご参照ください。
Googleサービスが一通り使えるようになれば、Google Appsの使い勝手がグッとアップしますが、さらに、第三者ベンダーのアプリケーションやソフトウェアを組み合わせると、リーズナブルな投資で、ビジネスに必要なプラットフォームを整備することができます。ライフハッカーによる「Google Apps向けオススメアプリ」なども参考に、Google Appsをご自身にとって、より便利なインフラへとアレンジしていきましょう。
Gina Trapani(原文/訳:松岡由希子)