大型家電を買う前に、ブランドごとの特徴などを調べるのは、多くの人がやっている方法だと思います。でも、それだけでは足りません! 家庭生活に関するブログ「This Old House」では、その製品だけでなく、自分の生活習慣や他の人の使い心地なども含めて考えておくことの重要性を、指摘しています。ポイントごとにみていきましょう!

他の人の失敗から学ぼう

実際に使っている人の意見は有効です。家族や友達に、買おうとしている大型家電について、良い点や使いにくい点、どのくらい修理に出しているかなどを聞いておきましょう。

衝動買いをしない

ドリンクホルダーが使いやすそうだからというだけで、車を買いそうになったという人、いませんか? 大型家電でも、似たような衝動買いをしそうになることがあります。これを避けるために、大型家電を見に行く時に、自分が大事にしたいポイント(省エネ、一生保証つきなど)のメモを持って行き、候補の大型家電がそれをどれくらい満たすか、チェックしましょう。そのうえで、希望にあった価格帯のものを選ぶのが賢い方法です。

 

自分の生活を知っておく

みんなが料理番組で使われるような、最新型の便利な機能満載の大型家電が必要なわけではありません。例えば、ピザをよくとるのなら、残ったピザが入るスペースのある冷蔵庫が必要です。セールだったからと大きな食器洗い機を買った人が、買った後で自分は一人暮らしだから、食器洗い機はそんなに必要なかったとあとで気づいた、という話もあります。こういう失敗のないように、自分の生活をよく知っておきましょう

説明書をチェックする

できれば説明書をチェックしましょう。例えば、最新型の電子レンジを買う前に説明書をチェックしてみて、それがすごく細かい字の分厚い説明書で、読む気もしない...のであれば、その電子レンジは買うべきではありません。

家の中に入るサイズのものを買う

大型家電を買ったものの、家のドアや狭い階段を通ることができなくて困った、という人はけっこう多いそうです。できればお店に自宅の見取り図を持って、ちゃんと入るかどうか店員さんとチェックしてから買いましょう

デザインだけで決めない

デザインが良いと、思わず買いたくなりますが、その大型家電の機能や、使い勝手などをしっかりチェックしましょう。

音を聞く

その大型家電が、どのくらい大きな音がでるのか、買う前にちゃんとチェックしておきましょう。うるさいと大変です。

料理で使えるサイズの家電を選ぶ

オーブンレンジなどを買うときは、自分の作りたい料理が作れるサイズのものを、選ぶようにしましょう。

扉をチェックする

冷蔵庫を買うときは、扉が左右どちらから開くのか必ずチェックし、自分の台所に合った方向に扉が開く冷蔵庫を選びましょう。また、扉の開閉のしやすさもチェックしておくといいです。

その大型家電に付属して買う必要のあるものを考える

大型家電を使う時に、一緒にあったほうがいいものはないか、事前に考えておきましょう。

念入りに、サイズを測る

扉をあけた時に、どのくらいの幅をとるかなども含めて、念入りにサイズを測りましょう。すごく大きく開く扉の冷蔵庫や食器洗い機は、扉が台所で動く時に邪魔になるかもしれないので、特に注意を。

修理屋さんのことも聞いておく

買う前に、修理の担当者の連絡先も聞いておきましょう。リゾート地の別荘のために、ヨーロッパの大型家電を買った家族がいたのですが、そういう家電の修理ができる人は、都会にしかいないことがあとで分かり、困ったそうです。こういうことのないように、気をつけましょう。

値切ってみる

多くの店が他店と価格競争をしているので、価格を比較したうえで値切ってみましょう。他の大型家電と合わせて、2つ買うことにすると安くなることもあります。

以上がポイントです。これを参考に、ぜひ賢い買い物をしてくださいね。

13 Must-Know Appliance-Buying Tips [This Old House]

Whitson Gordon(原文/訳:阿久津美穂)