先日、Microsoftが新しいWindows Live Essentialsのベータ版をリリースしました。大量の新しいウェブサービスオプションなどが追加されています。こちらでは、新しいベータ版のスクリーンショットと、追加された新しいアプリをご紹介します。
■ソーシャルサイトとの統合今回のアップデートで最も大きな追加機能は、ソーシャルサイトへの対応です。Facebook、YouTube、Flickr、Gmail、WordPressなどの、オンライン上のポピュラーなアカウントへ、Windows Liveからアクセスすることが可能になりました。他のプログラムのほうが、より優れたソーシャルサイト対応をしますが、Windows Liveが優れているのは、膨大な数のアカウントへカンタンにアクセスできるという点です。
他のプログラムを、Windows Liveアカウントでアクセスできるようにすると、他のサイトでの作業の共有、友達やアップデートの閲覧、Windows Liveでの作業の共有などができます。Windows Liveアカウントのページから、それぞれのサービスを管理してみてください。全てのアカウントへのアクセスと管理がカンタンになり、扱いの厄介なアプリも使いやすくなります。Windows Liveなら、ユーザーの望むプライバシー設定が、それぞれのアカウントに適用可能です。
■Windows Live MessengerWindows Live Messengerは見た目が一新されただけてなく、FacebookとMyspaceへの対応も追加されています。友達の行動を、Windows Live Messengerからチェック可能です。さらに、GoogleコンタクトやLinkedlnなどの他のサービスからも、友達を追加することもできます。ただし、Windows Liveでやりとりするには招待状を送り、相手に承認してもらう必要があります。
■Windows Live Photo GalleryWindows Live Photo Galleryでは、写真の管理でき(限度はあるものの動画への対応も有り)、FacebookやFlickr、SkyDriveへの投稿も可能です。ソーシャルサイトの情報を利用したタグ付けもでき、Facebookへアップロードすれば、タグも一緒に転送されます。
■Windows Live Movie MakerアップデートされたWindows Live Movie Makerでは、SkyDriveやYoutube、Facebookへの投稿が、非常にカンタンになりました。
■Windows Live MailWindows Live Mailベータ版では、新しいHotmail、Gmail、Yahoo!メールへの対応が追加されています。ウェブメールの追加が容易になったこと以外は、特に変化はありません。しかし、Outlookを使用せずにメールを扱うには、便利な機能となっています。
■Windows Live Sync新しいWindows Live Syncでは、複数のPCと、MicrosoftのオンラインファイルストレージサービスのSkyDriveでの、ファイル同期が可能です。Live Syncの優れているところは、Internet ExplorerとMicrosoft Officeの設定も、Windows Liveアカウントを通して同期できる点。さらには、リモートアクセスも追加してくれます。
■Windows Live WriterWindows Live Writerのベータ版では、Blogger、Space、WordPressなどのブロギングツールへの接続が可能です。ブロギングツールへログインすることなく、Windows Liveで記事を打って、投稿もできます。これには、Hot-T-Geekも驚いたとのことです。
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Erica Ho (原文/訳:松井亮太)