マイクロソフトOfficeのドキュメントを、Googleの翻訳ツールで自動翻訳しようとすると、気になるのがフォーマットの崩れ。そこで、Officeファイルのフォーマットを崩さずに、テキストを翻訳してくれるウェブアプリ「DocTranslator」を、ご紹介しましょう。
「DocTranslator」は、ブラウザ上で稼動。ファイルの受け渡しにJavaを活用しているので、思ったほど「重く」はありません。テキストドキュメントのほか、Word、Excel、PowerPointの標準フォーマットおよび、2007バージョン(.docx, .xlsxなど)に対応しています。
具体的な使い方としては、まず翻訳したいファイルをアップロードします。すると、以下の画像のように、ファイルの言語を認識し、左側にその言語を表示。右側で、翻訳先言語をプルダウンで選択し、真ん中の矢印印をクリックすると、その言語に自動で翻訳してくれます。
対応言語は、英語・日本語を含め50言語。翻訳エンジンには、Google翻訳が活用されているので、翻訳精度は今後さらに改善されていくことでしょう。
このウェブアプリは、無料で使うことができます。ユーザ登録も不要ですよ。ご関心のある方は、こちらのページからぜひどうぞ。
DocTranslator [via Google Operating System]
Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)