一般的にはあまり馴染みがないけれど、いったん使いはじめると意外にハマる「シラチャーチリソース」。ウスターソースと合わせてトンカツにかけたり、マヨネーズと混ぜてアジアン風ソースにしてみると、独特の甘酸っぱ辛い味が、なかなか「いい仕事」をしてくれます。日本でも、ネットショップや輸入食材を扱っているスーパーで市販されていますが、こちらでは、この「シラチャーチリソース」を自宅で作る方法をご紹介しましょう。

フード系ブログメディア「Serious Eats」では、「シラチャーチリソース」のレシピを紹介しています。基本的な材料は、唐辛子、酢、にんにく、砂糖、塩。いずれも身近なものばかりですね。

 ソースは、唐辛子によって辛味が変わるそうです。この記事では、タイ唐辛子の代わりに、赤ハラペーニョを使ったそう。このほか、フレズノやカイエン、レッドセラーノといった唐辛子でもOKとのこと。唐辛子の茎は切り取って、その先の冠部分は残しておきましょう。

また、その他、お好みでトマトソースを加えて、ソースの色を鮮やかにしたり、ナンプラーなどの魚醤を加えて、独特の塩辛さをプラスしてもよいそうです。

この記事では、生ソースと発酵ソースの作り比べにもトライしています。

  • 生ソースの作り方
  • 材料を混ぜて、すぐに冷蔵庫に保存

  • 発酵ソース
  • ガラスのボウルに入れてラップをかけ、数日常温で放置。カビが生えてきたら、都度、取り除く

両者の味を比べてみると、生ソースは甘くてフルーティ、発酵ソースはスパイシーだったとか。市販のものと異なり、保存料が入っていないので、いずれも30日以内に、必ず使い切るようにしてくださいね。

「シラチャーチリソース」は、エビ・イカのほか、肉類とも相性バッチリ。また、アサヒビールさんのおつまみレシピには「卵のチリソース炒め」なんていうものもありましたよ。市販のものを使うのも便利ですが、自作すると、自分好みの味にアレンジできる点はいいですね。「これぞ、ベストチリソース」というレシピがありましたら、ぜひコメントで共有してください!

Making Sriracha Chile Sauce from Scratch [Serious Eats]

Whitson Gordon(原文/訳:松岡由希子)