iPadの発売が日本でもいよいよ今月末に迫り、タッチパネル型のデバイスは盛り上がっていますね。指でタッチできる手軽さは魅力のひとつですが、いまひとつ「利き」が悪いことも...。そこで、こちらでは、身近なグッズでスタイラスをDIYする方法のご紹介です。

ライフハッカーではおなじみのDIY手ほどきサイト「Instructables」では、靴下と鉛筆をスタイラスにする方法を紹介しています。詳しくはこちらの画像付チュートリアルをご参照いただくとして、大まかな手順は以下のとおりです。

材料は、以下の2つのみ。

  1. 鉛筆
  2. 帯電防止素材でできた靴下
    (この例では、Thorloのクルーソックスを使用)

はさみと裁縫セットを準備して、製作に取り掛かりましょう。

 

ステップ1: 靴下を裁断する

鉛筆を包むのに必要なサイズより少し大きめに、長方形に靴下を裁断する

ステップ2: 靴下を縫い合わせる

靴下の片方を少し折り、鉛筆が差し込めるようにポケット状に縫い合わせる。次に、鉛筆の長さより若干短めで靴下を切り、鉛筆全体が包めるようにこれを伸ばしたら、残りを縫い合わせる。ただし、あとで鉛筆を抜けるくらいの隙間を残しておくこと。

ステップ3: 靴下をひっくり返す

靴下を縫い合わせたら、鉛筆を抜いてひっくり返す。縫い合わせたところが破けないよう、ゆっくり慎重にやること。

ステップ4: 鉛筆を靴下に戻す

ステップ3で一度抜いた鉛筆を靴下の中に戻せば完成!

ちなみに、iPhone/iPadではヒトの指をタッチサイズと想定しているので、鉛筆の先だと小さすぎるかも。鉛筆の柄の部分を使って、タッチしてみてくださいね。冒頭の動画のように、タッチパネル上のお絵かきも自由自在に楽しめます。iPadはもちろん、iPhoneなどのスマートフォンでも活用できますよ。

ライフハッカーアーカイブ記事「あったら便利な気がする、iPhoneのスタイラスをDIY」や「静電気防止袋はタッチスクリーンに反応する素材だったという新発見」などもあわせて見てみると、伝導性と柔軟性のある素材がスタイラスに向いているようです。「最近、ちょっと指タッチだと反応が悪いなぁ...」と感じていらっしゃる方は、昔なつかしの手芸を思い出しながら、この方法を活用し、ちょっとお裁縫してみてくださいね。

Soft iPhone and iPad Stylus [Instructables via Make]

Adam Pash(原文/訳: 松岡由希子)