まだ春だというのにもう日焼けの話?なんて思う人もいるかもしれませんが、紫外線量は1年のうちで5月が一番多いのです。4月になるとグンと紫外線量が増え始めますので、日焼けをしたくない人、お肌の老化が気になる人は、今のうちから日焼け止めを塗るのが正解です。
そうやって気をつけていても、うっかり日焼け止めを塗り忘れて、気がついたら日焼けしてしまっている所がありますよね。そこで今回は、「日焼け止めを塗り忘れやすい体のパーツ・TOP5」をご紹介しましょう。
第5位:膝の裏足に日焼け止めを塗る時は、太ももや膝下の部分にザッと塗って終わりにしていませんか? 特に体操座りのような膝を曲げている状態で塗っていると、膝の裏は折れ曲がって隠れてしまっているので、塗り忘れることが多いようです。そして、うつぶせ寝になって体を焼こうとした途端、膝の裏は思いっ切り太陽にさらされて、うっかり日焼けするハメに。膝裏の肌が焼け過ぎると、歩く時に相当痛いので、忘れずに塗りましょう。
第4位:足ここで言う「足」とは、足首から先の部分のことです。ビーチなどでは地面の砂が熱過ぎて裸足で歩けないので、大体ビーサンやサンダルを履きますよね。何かを履いている=守られていると錯覚するのか、足は塗り忘れ率が高いようです。中でも足の甲は、歩いたり座ったりしている間中、太陽に面しているので、かなり焼けやすい場所と言えます。5位の膝裏と同じく、うつぶせになった時に足の裏も焼けますので、足の表も裏も抜かりなく。アメリカでは、皮膚ガンになる体の部位の中で、足がかなり上位にくるらしいですよ。
第3位:手日焼け止めを塗る時に、手で日焼け止めを塗っておきながら、手自体には日焼け止めを塗らないという大いなる矛盾。手のひらや、指に日焼け止めが残ってベタベタしたりするので、塗った気になってしまうというのも分かりますが、手にもしっかりと日焼け止めを塗りましょう。ゴルフでグローブをする場合などは、特に忘れやすいようです。
第2位:耳出ました!日本人なら「耳なし芳一」の話でもお馴染みの、忘れられやすい体の部位の代名詞のような場所です。短髪の男性や、ロングでも髪をアップにしている女性は、特に要注意です。それから、日焼け対策でキャップを被る人も、耳は丸出しだということをお忘れなく。顔や首には日焼け止めをしっかりと塗るのに、なぜか耳は忘れがちですよね。デコボコしていて塗りにくい部位ですが、日焼け止めを塗る時は心に留めておきましょう。
第1位:頭皮頭皮の日焼けは、スキンヘッドや坊主頭の人だけがするものだと思っていませんか? 髪の毛がフサフサ生えていようと関係ありません。わずかな髪の毛の隙間を狙って、紫外線は頭皮を襲ってくるのです。帽子を被りたくない時や、被れないシチュエーションでは、日焼け止めを忘れずに塗ってください。髪の毛があるので、かなり塗りにくいと思われますが、最近ではスプレーやミストタイプの日焼け止めもありますので。なんでも、日焼けが原因で頭皮や首にできるメラノーマ(悪性黒色腫)は、体の他の部位にできるよりも致死率が高いそうです。くれぐれもお忘れなく。
今の時期から、日焼け止めを塗り忘れやすいパーツをチェックして、漏れなく日焼け止めを塗っておけば、今年の夏はカンペキだと思いますよ。
5 Commonly Missed Sunscreen Spots [HowStuffWorks]
Jason Fitzpatrick(原文/訳:的野裕子)