Windows 7のスーパーバーを本気で活用したら、どれほどスーパーになれるのか?という例を、米ライフハッカー読者、Saad Baigのデスクトップが示してくれています。デスクトップウィジェットを直接タスクバーへ追加し、アプリケーションが最大化されている場合でも、簡単アクセスが可能になっています。

 全体的なタスクバーのコンセプトは、8Bar Rainmeterスキンにありますが、Saad Baigによる新コンセプトの説明は下記の通り。

■スタートメニュー/エリア

タスクバーを見ればお分かりの通り、スタートボタンは削除されていません。しかも実際に使うことが可能です。このスタートボタンを、デザインに上手く組み込むことが可能だということが判明した時には、正直驚いてしまいました。スタートボタンの横には天気情報。その後の部分からがカスタマイズによる、その他の情報です。スーパーバーを、さらにスーパーなものにするためのカスタマイズになっているかと思います。デスクトップに配置するのではなく、ツールバーへ組み込んでしまうのはどうだろうか?という発想から始まっています。Windows 7のタスクバーだけでも、ウィジェットを追加するには十分だということと、デスクトップはウェブブラウザやその他のプログラムによって、パソコン使用中はほぼ100パーセント見えない状態にあるということが、その発想の根底にあります。デスクトップは隠れてしまっても、タスクバーまではほとんどのユーザも非表示にはしていないはずなので、こちらのほうが断然便利かと。

■トレイ

トレイはスーパーバーの小型版なので、同じスペースにもっとたくさん詰め込めるということになります。なので、そこへメディアモニターを仕込むことに。Winampの最新版のようなメディアプレーヤーであれば、ちゃんと作動するトレイアイコンがありますが、操作は右クリックからのみ可能。このデスクトップのコンセプトでは、トレイアイコンへマウスオーバーするだけで、基本操作が可能になっています

かなりスリックな感じの見映え+機能性を兼ね揃えたデスクトップではないでしょうか?

このデスクトップはちょっと自分の信念とはズレがある、と思った方はインストールも簡単なRainmeter 1.1パッケージで、自分の信念に基づいたデスクトップを自作してみてはいかがでしょうか?

もちろん、Rainmeter以外にも強力なデスクトップカスタマイズツールはいくつもありますので、機能性重視の方も、芸術性重視の方も、機能性も芸術性も捨て難い派のあなたも、デスクトップを自作する際にはぜひ活用してみて下さい。

自信作が出来たならぜひコメントで教えて下さい。スクリーンショットへのリンクもお忘れなく!

The Windows 8 Concept Desktop [Flickr]

How-To Geek (原文/まいるす・ゑびす)