先週、Google Apps向けアプリのためのマーケットプレイス「Google Apps Marketplace」が公開されました。「Google Apps Marketplace」では様々なアプリケーションがリストされていますが、こちらではその中から米Lifehacker選のオススメアプリをランキング形式でご紹介しましょう。
■10位 Box.net 「Box.net」はオンラインファイルストレージサービス。ファイル保存容量に制限がなく、GmailやGoogleカレンダーから保存したファイルにアクセスしたり、Googleのウェブサイトにワンクリックでファイルを公開することができます。また、他のウェブアプリベンダーが提供する機能により、ドキュメントの印刷・編集・ファックス送信などが自由自在なのも魅力。価格:Business版ユーザは無料。新規ユーザは月15ドル。
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■9位 SurveyMonkey 調査データを集める際に便利なツール。自分で作成したアンケートや投票がGoogleDocsのスプレッドシードに保存されるので、結果を効率よくまとめることができます。カンタンな投票であればベーシック版でOK。さらに細かなデータ収集には、アドバンス版がオススメ。価格:ベーシック版無料。アドバンス版は16.67ドル
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■8位 SlideRocket Google Docsのプレゼンテーションアプリもいいですが、もうひとつオススメのプレゼンテーションスライド作成アプリが「SlideRocket」。Google Appsにこのアプリケーションをインストールすると、プレゼンテーションスライドを一元管理することができます。ただし、Snow LeopardのFirefoxでうまく動作しないなど、いくつかのブラウザと相性がよくないのが難点。価格:標準版は、30日間無料トライアルでき、以降は毎月1ユーザごとに12ドル。エデュケーション版とライト版もあり。
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■7位 GoogleのURL短縮リンク URL短縮リンクといえば「bit.ly」や「is.gd」などがメジャーですが、Googleのサービス「goo.gl」を使えば、第三者のサーバーを介さず、より便利かつ安全にURL短縮ができます。価格:無料
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■6位 Shared Contacts
Googleの連絡先(Contacts)では、ユーザのグループ化がしづらい面がありますね。そこで、この機能を補うために便利なのが「Shared Contacts」です。Google Appsにインストールすると、ユーザグループを作成でき、各ユーザを仕分けることができます。もちろん、グループへの追加や登録ユーザの削除も、Google Appsの管理画面から自由に行うことができますよ。詳しい操作の流れは、こちらのスクリーンショット動画でご確認ください。
価格:無料トライアル期間経過後、年50ドル
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■5位 Gbridge 「Gbridge」は、PC間のファイル同期やファイル共有、チャットを安全かつ、カンタンに実現できるアプリケーション。Google Appsユーザは、そのグループ内で無料のVPNをすぐに作成することができます。価格:無料
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■4位 TripIt 旅行の手配では、航空券やホテルの予約確認メールなどであふれ、旅程表にまとめるのは一苦労。そんなときに便利なのが「TripIt」です。独立アプリとしても、ホテルや旅行代理店から送信されるメールを整理し、地図表示したり、旅程表にリンクを張るなどの機能が使えますが、これをGoogle Appsにインストールすると、自分の出張旅行の旅程表を、他のユーザに共有するなど、グループ内での旅程共有ツールとしても使えます。価格:無料
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■3位 ManyMoon / Zoho Projects ごく小規模の企業や個人にオススメのプロジェクトマネジメントアプリが「ManyMoon」。グループタスク管理やタグ付け、ミニブログ機能が搭載され、工数記録までもが無料でできるのは魅力です。一方、より大きな規模の組織で、厳密なスケジュール管理が必要な場合は「Zoho Projects」が適しています。納期管理やスケジューリングに使えるのはもちろんのこと、wiki形式のコンテンツ共有やファイル共有スペースがあり、「プロジェクトイントラネット」のように活用することができます。価格:「ManyMoon」は無料。「Zoho Projects」は1プロジェクトまで無料。月12ドルでユーザ数無制限まで利用可。
[Google Apps MarketplaceへのリンクはManyMoonがこちら。Zoho Projectsはこちらのページへどうぞ]
■2位 Aviary画像編集ツールとして評価の高い「Aviary」。Google Appsにインストールすれば、グループ内でPhotoshop級の画像編集が可能になります。Google Appsに導入した場合のイメージは、上の動画でご覧ください。
価格:無料
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■1位 OffiSync Google Docsでは、マイクロソフトのOfficeをすべてカバーしているわけではありません。そこで、Officeの変更履歴やマクロ記録、データベースの統合などを残したままファイル保存できるユーティリティが「OffiSync」です。Word・Excel・Powerpoint形式でファイルを保存し、OffiSyncを設定すると、Google Appsにこれらのファイルが保存され、他のユーザと共有することができますよ。価格:無料
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「Google Apps Marketplace」では多種多様なアプリケーションがあります。中でも、Googleの各サービスの機能を補強するためのもの、Google Appsでのユーザ管理を効率化できるアプリ、ユーザ間でのコンテンツ共有ツールは、利用価値が高そうです。みなさんもオススメのものがありましたら、ぜひコメント欄で教えてください!
Kevin Purdy(原文/訳:松岡由希子)