先週Appleが満を持して発表したタブレット型デバイス『iPad』。以来、お祭り状態な報道の一方で、米Lifehacker読者投票では、iPadについて46%が「関心なし」、36%が「様子見」と回答するなど、ユーザでは意外に冷静な反応も見られるようです。
さて、そんな「まだ海のものとも山のものとも...」というタブレットですが、また新しいプレイヤーが動きだしました。Googleが『Google Chrome OS』を搭載したタブレットのコンセプト案を公開したのです。
『Chrome OS』の設計者Glen Murphy氏は以下の動画でその概要をデモしています。アプリケーションランチャーをタッチすると、ブラウザが立ち上がり、バーチャルキーボードから文字入力をすることもできるようです。40秒ほどのショート動画ですので、その様子をご覧になってください。
このデモはまだ模型のもの。実際、Chrome OS搭載タブレット型デバイスはまだこの世に生まれていませんが、「タブレットという新しいデバイスが既存のPC市場にどのような影響を与えるのか?」、「AppleやGoogleといったビッグプレイヤーたちがタブレット市場でどのように戦うのか?」などといった観点でも、今度の動向が気になるところです。
このタブレットに関するユーザインターフェイス案については、Chromium Project公式ブログのこちらのページでもいくつか画像が紹介されています。あわせてどうぞ。
Tablet UI Concepts [Chromium OS via Gizmodo]
Adam Pash(原文/松岡由希子)