「今の自分は一体どういう状況なのか?」

「これからどこへ向かえばいいのか?」

人生で迷子になったようにわからなくなることがあります。そんな時は、Mike Vardyさんの提唱する「2枚の紙とペンさえあればできる、生き方を見つめ直す方法」を試してみませんか。

  1. 紙を用意します。大きければ大きいほどいいです。
  2. 「今、自分がやっていること」、「誰のためにそれをやっているか」、「なぜそれをやっているのか」を書き出します。包み隠さず、本音で、正直に書きましょう。
  3. 書き出した紙をよく見ます。何もせず、ただそれを見て、自分の書き出したものと向き合います。コーヒーやお茶を飲みながらでもいいですが、飲み終わるまでは、その紙を見る以外のことは何もしないでください。
  4. 「やらなければならない」という気持ち以上に深く心に響いてこないもの、つまり義務感でやっていると感じられるものは線を引いて消していきます。この基準ですべてを見ていくと「やらなければならないこと」がなくなって「やりたいこと」だけが残ります
  5. 線を引いて消したものを、別の紙に書き留めます。この時の紙は、小さければ小さいほどいいです。
  6. 消さずに残ったものも、別の紙に書き留めます。この時の紙は、大きければ大きいほどいいです。
  7. 2つの紙を横に並べて、見比べます。小さな紙に書いたものは、大きな紙に書いたものの妨げになるべきではないということに気が付いたでしょうか。小さな紙に書いたものは、さほど重要ではないものを表しています。大きな紙に書いたものは、重要なものを表しています。

このことに気付いたところで、さてどうしましょう?

2枚の紙と共にこれからも生き続けるのか、それとも小さな紙をさらに小さくしていくのか、それはあなた次第です。(小さな紙の内容は、他の人にとっては大きなことかもしれませんが)大きな紙に書いたものを大切にしたいと思う気持ちがあれば、その方向に進みましょう。大きな大きな、やりたいことだらけのToDoリストを作りましょう。自分が大事だと思うものであれば、どんなものでもいいです。ただそれだけに力を注いでいきましょう。

大きな紙に書いたものは、これから進みたいと思っている世界の地図のようなものです。小さな紙に書いたものは、その行く手を阻む障害物に過ぎません。障害さえ取り除けば、視界は大きくはっきりと開けていきます。

How to Get Unstuck: The Big Paper Exercise | Vardy.me

Mike Vardy(原文/訳:的野裕子)

Photo by Shawn Campbell.