料金体系や価格は未定とのことですが、1カ月当たり一定件数までは無料で記事を閲覧できるようにし、追加の閲覧に対して課金する方針だとか。広告収入に依存していた従来の収益モデルからの転換を図る取り組みとして、同業他社もこの動向に注目しているそうです。
実は「ニューヨークタイムズ」が有償化に踏み切るのは今回が2度目。2005年9月に年間利用料49.95ドルの有料コンテンツサービス「TimesSelect」を立ち上げましたが2007年9月に終了したという苦い経験が...。今度こそ有償化に成功するのでしょうか? 興味のあるところです。
ちなみに、米紙「Wall Street Journal」(日本語版はこちら)や英紙「Financial Times」ではオンライン課金を導入していますね。日本では「日本経済新聞」が電子版をリリースする予定だそうです。新聞や雑誌のようにオンラインコンテンツも買う時代が到来するのかも?
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)