生産性向上に役立つ情報を掲載しているブログメディア「Zen Habits」は『減らす技術 The Power of LESS』の著者Leo Babauta氏による「6 Changes Method」を紹介しています。
彼いわく「新年の誓い」が途中で挫折してしまいがちな理由は一度にたくさんのことをやろうとしすぎることだそうで、それゆえに、取り組み始めの頃のモチベーションや意欲が長続きしないのだとか。また難しい目標を一気に達成しようとしすぎるために、その"スパルタ"なプロセスが自分にとって苦痛なものになってしまい、次第に自分を遠ざけてしまうこともあるそうです。
そこで「6 Changes Method」では、まず1つのことに集中し、そのプロセスを楽しみながら、2ヶ月程度をかけて徐々に身につけていくというアプローチを提唱しています。
具体的には、以下の8ステップに従ってみましょう。
- ステップ1: 2010年の誓いを6つ挙げる
- ステップ2: そのうち1つを選ぶ
- ステップ3: ステップ2で選んだものを公言する
- ステップ4: 目標達成までのプロセスを8つに分ける。いずれのプロセスもできるだけカンタンに取り組めるものにしよう。
- ステップ5: それを実践するタイミングを決める(起床後、通勤中、帰宅後など)
- ステップ6: ステップ4で作ったプロセスを開始する。各プロセスを1週間単位で取り組むとよい。進捗状況を公表しよう。
- ステップ7: 週が進むにつれ、徐々に難易度を上げていこう。ただし焦らないこと。8週間で1つのことに取り組むのがこのアプローチでの鉄則
- ステップ8: うまくいっただろうか?成功したら、同様にステップ1で挙げた事項をひとつずつ、ステップ2~7に従って取り組もう。こうすれば1年間で6つの誓いを実行することができる。
目標に取り組む過程ではどうしても孤独になりがち。目標達成のために「あえて公言しちゃう」という方法は意外に効果的かもしれませんね。「Twitter」や「Facebook」といったソーシャルネットワークはもちろん、「MySomeday」といったコミュニティを活用し、同じ志を持つ仲間同士、励まし合うと、モチベーションアップにつながるかも!?「黙して語らず」派の方は「Succeed or Else!」や「TwoGoals Hones」といったウェブツールなどを活用し、時折ご自分を鼓舞してみてくださいね。
6 Changes [via Zen Habits]
Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)