コントロールセンターは隠れた機能やショートカットの宝庫で、画面録画やクイックノート、QRコードスキャナーなどを追加することができます。
今回は、おすすめの10の機能をご紹介します。
iPhoneのコントロールセンターにトグルを追加する方法
コントロールセンターにトグルを追加したり、削除したりするのは簡単です。
iPhoneで「設定」を開き、「コントロールセンター」に行きます。
スクロールダウンし、追加したいトグル(Appleは「コントロール」と呼んでいます)の横にある「+(プラス)」ボタンをタップしましょう。すると、上のセクションにそのコントロールが追加されます。
3本線のハンドルアイコンを使って、好きなようにコントロールを配置し直すことができます。
では、今からiPhoneのコントロールセンターに追加した方がいいコントロールを見ていきましょう。
ダークモードを素早く切り替えられるようにする

ダークモードが好きな人は、切り替えたい時に毎回「設定」に行くのが面倒ではないでしょうか? 「ダークモード」のコントロールを追加すれば、そのトグルをタップするだけで、ダークモードの切り替えができます。
フル機能のApple TVのリモコンを使う

Apple TV用のSiri Remoteが見つからない、なんてことはないですか?
クッションの下を探すのはやめて、コントロールセンターの「Apple TV Remote」を使いましょう。
タッチパッド、メニュー、再生コントロール、ウェイク/スリープ機能など、本格的なリモコンのように操作できます。
自動的にリンクを開くQRコードスキャナーを有効にする

iPhoneのカメラアプリには、QRコードスキャナーが搭載されていますが、自動でリンクを開きません。
QRコードから読み込んだリンクを開く通知をタップしなければなりません。
「コードスキャナー」を使えばこの問題は解決します。
コントロールセンターで「コードスキャナー」をタップし、QRコードを読み込むと、iPhoneが指定されたアプリで自動的にリンクを開きます。
HomeKitセクションを「ホーム」のコントロールに置き換える

コントロールセンターには、HomeKitアクセサリのセクションがありますが(「設定」の「コントロールセンター」で無効にできます)、場所を取り過ぎます。
それよりも、「ホーム」のコントロールを追加して、HomeKitに接続したデバイスやアクセサリすべてを表示するようにしましょう。
特別な拡大鏡にアクセスする

「拡大鏡」もiPhoneの隠れた機能のひとつです(iOS 15以降からアプリとして使えます)。
このコントロールを使うと、特別なカメラインターフェイスが開き、被写体にすばやくズームすることができます(最大10倍)。
曲が終わる前にShazamで調べる

iPhoneには、音楽を認識する「Shazam」が搭載されています。
コントロールセンターのShazamのアイコンをタップするだけで、iPhoneが曲を認識しようとします。
曲が認識されたら通知がくるので、その通知をタップするとブラウザでその曲のShazamのページが開きます。Apple Musicでその曲を聞きたい場合は、通知を長押ししてオプションを表示させましょう。
メモを素早く簡単に探す

コントロールセンターの「メモ」のコントロールをタップすると、「メモ」アプリで最近見たメモが開きます。
しかし、「設定 > メモ > ロック画面からメモにアクセス」のオプションで、この機能をカスタマイズできます。「常に新規メモを作成」か「最後のメモを再開」から選びましょう。
「メモ」のコントロールを長押しすると、新規メモ、新規チェックリスト、新規写真、書類をスキャンなどのオプションが表示されます。
ワンタップで画面と音声の収録をする

「画面収録」のコントロールを使うと、ワンタップで画面を録画することができます。
トグルをタップするだけで録画を開始します。
録画が終わったら、画面上部のツールバーをタップして録画を止めましょう。
録画したものは「写真」アプリに保存されます。音声も録画したい場合は、「画面収録」のコントロールを長押しして、「マイク」のオプションを有効にします。
ライブリスニングをオンにしてAirPodsで聞き取りやすくする

「聴覚」のコントロールは、「ライブリスニング」や「背景音」の機能に素早くアクセスできます。(iOS 15以降)「ライブリスニング」は、AirPodsでうるさい環境でも会話が聞き取りやすくなるアクセシビリティ機能です。
「背景音」は、海、雨、川、バランスの取れた音、明るい音、暗い音などの音を聴くことができます。
必要な時だけAirPodsで通知を聞く

AirPodsの「Siriで着信メッセージを読み上げ」機能は、iPhoneに触らなくても通知やメッセージを聞く便利な方法ですが(iOS 15以降で利用可能)、この機能を一時的に止めたり、無効にしたい時もあるかもしれません。
「Siriで着信メッセージを読み上げ」のトグルで、素早く無効にできます。コントロールを長押しすると、1時間もしくは1日だけオフにすることもできます。