よく「情報化社会」という言葉を耳にします。日頃から情報に囲まれて暮らす私たちは、どれだけの情報量を得ているのか気になりませんか。
カリフォルニア大サンディエゴ校のグローバル情報産業センター(GIIC)が米国人の情報消費に関する調査結果「How Much Information?」を公表しました。米紙ニューヨーク・タイムズやテクノロジーブログ「TechCrunch」など各所で報じられています。
2008年における、米国人1人当たりの情報消費量は1日平均34ギガバイト、1年では3.6ゼタバイトという結果に。また、1日に消費する言葉は平均10万語にのぼるそうです。えっ、そんなにたくさん?と驚くなかれ。10万語に関する解説は以下のとおりです:
テレビ、ラジオ、ウェブサイト、テキストメッセージ、テレビゲームなど様々な媒体を通し、24時間に見聞きした言葉を合わせると一日約10万語になる。
邦訳にすると分冊でも分厚い文庫本、トルストイの「戦争と平和」が約46万語だそうですから、どれほどか分かりますね。情報消費時間は1日平均11.8時間とのこと。読者の皆さんは一体どれくらいでしょうか。
[NYT]
Adam Pash(原文/訳:kiki)