ライフハッカーでは以前、ワインボトルをテラリウムにリユースする方法をご紹介しましたが、こちらでは、使用済の電球をこれに活用する方法について採りあげてみたいと思います。

おなじみのDIYブログメディア「Instructables」では、切れた電球をちっちゃなテラリウムにし、デスクで植物を栽培する方法をご紹介しています。

ちなみに、これを実践する上で、2つほど注意点があります。

注意1: 蛍光灯電球は使わない

中のコーティングに使われている粉は蛍光体からできており、毒性があります。くれぐれも蛍光灯電球以外のものをお使いください。

注意2: ガラスに気をつける

電球のガラスには十分ご注意ください。目の保護はお忘れなく。ガラスが割れるのに備えて、手袋を使うか、タオルで電球を巻くようにしましょう。

では、ペンチとドライバーを使って、電球を空っぽにする手順に進みましょう。詳しくはこちらの画像付記事をご参照いただくとして、大まかには以下の6ステップです。

ちなみに、電球の部位についてはwikipediaの図をご参照ください。

ステップ1: 中心電極のあたりをつまんでひねる。

ステップ2: ガラス絶縁体にそっと割れ目を入れる。割れ目は非常に切れやすいのでくれぐれも注意すること

ステップ3: 絶縁体を取り出す。すると、マウントとフィラメントが見える。

ステップ4: ドライバーを使って、マウントやフィラメント・導入線などを壊す

ステップ5: 電球を振って、ステップ4で壊れた中身を取り出す

ステップ6: 電球の中をきれいにする。kaolinと呼ばれる鉱物の粉で掃除すると安全だが、くれぐれも口には入らないように気をつける。

電球の中がきれいになったら、土と苔を詰めれば出来上がりです。適度に光を当て、水やりを続ければ、徐々に苔が育ちます。デスクにちょっとした癒しを与えてくれることでしょう。

ちなみに、日本は高温多湿のため、カビには要注意。ライフハッカー読者「ブラス」さんによると、土に「くん炭」を混ぜ込むのがオススメだそうです。

>ブラスさん、貴重な情報をありがとうございました!

このほか、ちょっとした空間にグリーンを、という方法としては、同じくブラスさん情報のトイレでハイドロカルチャー(水耕栽培)をやる方法や、ライフハッカーアーカイブ記事「ミニ盆栽をDIY」などもありますよ。「電球の分解がちょっと難しそう...」という方はこれらのお手軽グリーン術をどうぞ。

Reusing Lightbulbs as Planters or Mini-Terrariums [Instructables]

Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)