『Windows7』(正式版)がリリースされて早1ヶ月。もうインストールされましたか?

いまだRC版などの試用版を使っていらっしゃる方は、そろそろ正式版への移行時期ですね。ちなみに、RC版は2010年3月1日から自動シャットダウンがスタートするそうです。とはいえ、突然Windowsが使えなくなり、「PCのデータが救出できない!」なんてことに備えて、緊急避難的なテクニックをご紹介しましょう。

テック系ブログメディア「UneasySilence 」では、Windowsの試用期間を延長させる手順を説明しています。詳しくはこちらの記事をご参照いただくとして、概要は以下のとおりです。

 

ステップ1: 機能制限モードでWindowsを立ち上げる

ステップ2: Internet Explorerを立ち上げたら、メニューバーのファイルをクリックし、「開く(O)」を選択する

ステップ3: ダイアログウィンドウで「C:\Windows\Explorer.exe」と入力し、OKをクリックする

ステップ4: 確認メッセージ「IE needs to open a new window to open this webpage(このウェブページを開くのに、IEは新しいWindowを開く必要があります)にOKをクリック

ステップ5: 「File Download - Security Warning(ファイルダウンロード・セキュリティ警告)」のダイアログプロンプトで「Run(起動する)」をクリック

ステップ6: 確認していない発行者に関する警告ダイアログ「File Download - Security Warning(ファイルダウンロード・セキュリティ警告)」で「Run(起動する)」をクリック

完了: ユーザシェルが起動し、デスクトップ・タスクバー・スタートメニューなどが保存される

この方法を繰り返せば、試用期間をダマシダマシしながら最低限の機能は使えるのですが、それほど長い間は効かないそう(せいぜい3ヶ月程度)。早めに正式版に乗り換えるのが一番の「セキュリティ」であることに違いはなさそうです。あくまでも、2010年3月までに乗換ができなかったときの非常手段、と考えておいた方がいいでしょう。

Quick and Dirty Trick: Bypass Windows Vistas and Windows 7's Reduced Functionality Mode and Get Your Data [UneasySilence]

Adam Pash(原文/松岡由希子)