画像のような、ベクターで描かれたちょっと抽象的な感じのグラフィックデザインが好きな人は、「X3Studios」を使って自分で好みの壁紙を作ってみてはどうでしょう。

X3Studiosは無料のWEBアプリですが、Illustratorのデータをコピーして使ったり、わざわざ素材をダウンロードしてきたりしなくても、壁紙を作るには十分過ぎるほどツールや素材が揃っています。X3Studiosにアクセスすれば、パレット、素材、ガイド、ワークスペースは全てそこにあります。

まずは背景画像を選びましょう。背景を選んだら、左のライブラリーから好きなグラフィックを選んで配置します。テキストツールでテキストを入れることもできますよ。配置した素材は、右にある素材編集ツールで色相、彩度、明度などを調節することができます。素材の変形や回転も簡単です。

PhotoshopやGIMPなどの画像編集ソフトを使ったことがある人なら分かると思いますが、素材同士を重ねる場合の、素材の前面や背面の入れ替えもできちゃいます。直感的に使えて難しい操作が必要無い割には、痒い所にも手が届いている機能が素晴らしいです。

作った壁紙は、1024×768ピクセルから1600×1200ピクセルのサイズの中から、好きなサイズをダウンロードできます。ちょっとした自信作ができたら、ギャラリーに登録して他の人に見せたりダウンロードしてもらうこともできますよ。もちろん、すでに登録されている800以上の壁紙の中から、気に入ったものをダウンロードすることもできます。

ここまで機能も素材も揃っていて、登録も無しで無料で使えるなんて、本当にいいんですか?と聞きたくなるようなアプリです。ちょっとしたクリエイター気分も味わえるし、ナイスなグラフィックデザイン壁紙はダウンロードできるし、かなりオススメのアプリです。

X3Studios [via MakeUseOf]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:的野裕子)