朝晩はぐっと気温が下がり、日も短くなってきました。そろそろ冬支度の季節ですね。ちょっとした窓の隙間から冷気が漏れ入ってくると、暖房してもなかなか部屋も暖まりませんし、夜冷え切った室内では朝起きるのもツライもの。米Lifehackerでは、読者から寄せられた省エネ志向の冬対策について紹介しています。
対策その1:窓の隙間読者のecelinesphytさんは、プチプチ(気泡緩衝材)を窓に貼ることを勧めています。画像付のこちらの記事で紹介しているとおり、霧吹きで窓を濡らし、窓の大きさに合わせて切ったプチプチを貼り付け、必要に応じてテープで留めればOK。手っ取り早くて安上がりな方法です。こちらのQ&Aサイトによると、プチプチの代わりに発泡スチロールを使うのも有効だそうですよ。
プチプチや発泡スチロールでは「見た目がちょっと所帯じみてて...」という方は、市販のコーキング材を使うというテもあります。ハウス情報ブログメディア「Old House」のこちらの記事によると、Mortite caulking cord(※日本未発売)のような粘土状のものが使いやすいそうです。
このほか、オーソドックスな方法としては、床まで届くカーテンにし、夜は早めに閉めることで、部屋の暖かさを外に逃がさないようにするというのも意外に効果あり。
その他の対策は以下に続きます。
対策その2:ドアの隙間ドアの隙間対策として、米Lifehackerの読者が勧めているのは「ドラフト・ドッジャー(draft dodger)」と呼ばれる布製のドアストッパー。ドアの下にはさんで、隙間を埋めつつ、ドアを固定するという代物です。米国では「Twin Draft Stopper」や「Twin Draft Guard」といったグッズが10米ドル程度で市販されているようです(※日本未発売)。また、Lifehacker読者windupbird000さんによると、自宅のドアのサイズにあわせて、好みの布で自作する方法もあるそう。作り方はこちらのFlickrフォトギャラリーでチェックできます。ドアの隙間風にお悩みの方はお試しください。
対策その3:室温の管理

日本でも三菱電機の「霧が峰ムーブアイ」など、温度センサー機能が搭載され、エネルギー効率だけでなく、室温調節も考慮した商品が増えてきましたね。また、多少原始的な方法ですが、夏と同様、冬も、エアコンを付けるときは一緒に扇風機を回して部屋の空気をかき混ぜるようにすると、暖気が効率的に部屋に行き渡りますよ。兄弟サイト・ギズモードのこちらの記事でもご紹介したダイソン社の『Air Multiplier』など、最近はオシャレな扇風機も多くなりましたので、好みに応じてデザイン性の高い扇風機を活用するのもいいですね。
ホットカーペット派・コタツ派の方は、床と断熱すると省エネにつながります。こちらのウェブサイトで紹介されているとおり、ダンボール紙やアルミ保温シート、包装用保温シートをうまく活用してみましょう。「アルミホットンシート」のような専用のシートも市販されています。
いかがでしたか?
省エネで光熱費を節約しつつ、暖かく快適に冬を過ごしたいものですね。このほか、とっておきの冬の過ごし方がありましたら、ぜひコメントで共有してください。
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)