PDF-to-Word-Converter』や『Zilla PDF to TXT Converter』など、PDFファイルをテキスト変換するツールは数々ありますが、PNG形式やJPG形式のファイルをテキスト化するツールは一歩遅れている印象...。そんな中、Google Docsでは、画像のテキスト変換機能の第一弾がリリースされたとのこと。まだテスト版ということもあり、機能の精度については十分でない面が多いですが、第一報としてお届けします。

GoogleDocsでは、アップロードしたPNGファイル・JPGファイル・GIFファイルなどの画像ファイルをテキストに変換するという機能(テスト版)がリリースされました。こちらのページでGoogle Docsへの「アクセスを許可」をすれば、デモ機能を実際に使ってみることができます。米ライフハッカー編集部が早速試してみたところ、米Lifehacker記事のキャプチャはまったく変換できず、PNG形式とJPG形式でキャプチャしたWikipediaの投稿のテキスト変換もまだ粗かったそう。

ということで、現時点では機能面で『GIMP』やUbuntuのスクリーンキャプチャツールの方に軍配が上がるようですが、将来的には、ファックス文書やスキャナで読み込んだ新聞の切り抜きのテキストをGoogle Docsでサクっと読み込み、編集できるなど、便利に使えるでしょう。

 こちらの機能はGoogle Docsのアカウントを持っている人なら誰でも無料で使えます。早速試してみたい方はこちらのデモページでどうぞ。ちなみに、最大10MBまでの画像ファイルならOK。残念ながら現時点では日本語には未対応のようです。

Google Docsにまつわるこの他の便利な機能については、ライフハッカー過去記事「Google Docsから使えるNotepadにソックリなテキストエディター『Nocs』」や「PDFとPowerPointのウェブ埋め込みにGoogleDocsのビューワーが使える」などもご参考まで。また、このテーマについてはライフハッカーでも随時採りあげる予定ですので、お楽しみに。

DocList API OCR Demo [via Digital Inspiration]

Kevin Purdy(原文/松岡由希子)