米マネー系サイト「The Simple Dollar」では、1週間における自分のパワーの変動パターンを知り、生産性向上につなげる方法を紹介しています。必要なのは以下の6ステップ。
ステップ1: 自分のエネルギー変動表を作る1週間を15分刻みもしくは30分刻みで表にし、自分のエネルギーの上がり下がりを記録しよう。エネルギーレベルを10段階で数値化し、各時間帯ごとに評価。レベル付けの基準は主観的なものでよい。数週間記録し続けると、好調な時間・不調な時間など、徐々に一定のパターンがわかってくるはず。
ステップ2: タスクを分類する集中力を要するタスクとそうでないものに、タスクを分類しよう。エネルギーが高い時間帯には前者を、低下する時間帯には後者を割り当てると、効率的に仕事ができる。
ステップ3: 週末に次の1週間のスケジュールを立てよう週末に、その時点で判明している翌週1週間の予定や主要なタスクをリスト化し、これをベースにのスケジュール立てをやろう。週次のスケジュール管理については、ライフハッカー過去記事「GTD実現のために週次レビューの習慣をつけよう」や「一日のワークライフバランスが一目瞭然になるシート『The Day Grid Balancer』」もご参考まで。
ステップ4: 夕方に次の日のスケジュールを再チェックしようステップ3で作成した週次スケジュールをもとに、毎日夕方までに次の日のスケジュールを再チェックしよう。会議スケジュールやタスクの優先付けの変更を反映させるだけでなく、体調に応じてタスクの割り振り方も工夫するとよい。
ステップ5: 大型の仕事には、そのための時間を別途確保する納期の長い大型の仕事は、ともすると先延ばしになりがち。最終納期に向けて確実に仕事を進行させるためには、この仕事のための時間をスケジュールに組み込んでおくことがオススメ。パワーレベルの高い時間帯を選んでおくと、生産性が高まる。
ステップ6: エネルギーの低いときは無理しないエネルギーや集中力が下がる時間帯は誰にでもあるもの。そういうときは無理をせず、集中力やパワーをあまり必要としないタスクを優先させよう。このテーマについては、ライフハッカー過去記事「『短時間集中で休みもバッチリ』のほうが、仕事の生産性が上がるらしい」もご参照あれ。
仕事生活はさながらマラソンのようなもの。24時間360日走り続けることも不可能ですし、短距離走のようなスピードだとすぐに息切れしてしまいます。仕事の生産性を向上させるには、自分のバイオリズムとうまく付き合う工夫も必要のようですね。
Managing the Natural Ups and Downs of Your Workweek
Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)