そんな体を張ったギャグをしなくてもすむように、車の中に備えておくべき22の道具類をピックアップしました。

  1. 2〜3ガロン(7.5リットル〜11リットル)の水
    のどが渇いたら飲むこともできるし、洗ったり汚れを落としたりするのに使えるし、オーバーヒートしたときには自動車の冷却システムの上にぶっかけて冷やすのに使うこともできます。
  2. ポータブルGPS
    道に迷うというのは楽しい経験ではありません。GPSがあればこの心配も無用。最近コスタ・リカへ休暇旅行へ出かけたのですが、ガーミン社のGPSのおかげで、何度もずいぶん助かりました。
  3. 手の除菌用ローション
    車の中には手洗い場も石鹸もありませんからね。私にとっては手の除菌用ローションというのは「道具」の一つです。というのも、日常的にさらされているばい菌や雑菌から身を守るためのものだからです。健康であるのにこしたことはありませんね!  手は常に除菌していましょう。特に食事の前にはね。
  4. マルチヘッドのねじ回し
    ちょっと周りを見てみてください。人間が作ったほとんどのものは、ネジで止められているってことがわかるでしょう。人の人生を通じて私たちは何度も何度もネジを緩めたり締めたりしなければならないというわけです。しかも、そうしなければならないようなときにはいつでも、工具箱が自分の周辺にあるとは限りませんね。適当なマルチヘッドのねじ回しとネジの頭部分のバリエーションをできるだけたくさん、自動車の中に積んでおきましょう。そうすればもう準備万端というものです。

残る18のアイテムは、以下にて。

 

  1. モンキースパナ
    もしネジで止められていないんだとしたら、たいがいの場合はボルトで締められて止められています。必ずやオフィスの家具やら自分の自動車やら、その他諸々のものをボトルボルトで止めたり緩めたりしなければならないときがきます。基本的な3種類のモンキースパナのセットがあればたいがいのものにフィットします。
  2. ペンチ
    すごく小さなモノを摘み上げたりあれこれいじったりするのに、自分の手というのは必ずしも最も適切な道具であるとは言えないこともあります。そんなときにはペンチを使いましょう。といってもペンチが1個だけあってもあんまり役にたちません。いろんな種類の異なった用途に対応するためには、何種類かのペンチがないとダメでしょう。最低限ラジオペンチ、通常のペンチ、針金切り用のペンチは、トランクの中に入れておきましょう。
  3. トンカチ
    これ一つでいろんなことに使えちゃうシンプルな素晴らしい道具です。トンカチにはその用途に応じてものすごい種類があります。伝統的な16オンス(約450グラム)のトンカチが1つあれば一生役に立つことでしょう。
  4. ペンとメモ用紙
    人は、書き留めておかなければ忘れます。日常的にメモをとるという習慣は誰にとっても非常に生産的なものになり得ます。ペンとメモ用紙を車の中においておきましょう。そうすれば、心の中に浮かんだ素晴らしいアイデアをメモして残しておくことができます。
  5. 救急箱
    人間の体はチタニウム製ではありません。もし自分自身あるいは自分にとって大切な人が怪我をしたら、救急箱はものすごく重要な意味をもってきます。家にいないときに怪我をして、救急箱は家にある、というのでは意味がないでしょ?
  6. 携帯電話のハンズフリーセット
    ハンズフリーセットはすごく便利です。正気な人だったら、へんてこな形の機械を手にもって片手運転をする、なんていう馬鹿な真似はしないはずです。
  7. マルチで使える自動車用充電器
    マルチで使える自動車用充電器(こんな形のもの)なら4つまでのデバイスを充電できます。このユニットを使えば、タバコ用ライターのプラグ部分を二つに分岐させ、その一つ一つに2つのUSB充電ポートがあるのです。20アンプまでのキャパシティがあります。これで、iphone、ipod、そのほかの電子機器も充電できてしまいます。
  8. テレホンカード
    テレホンカードがあれば、どこにでも電話ができます。特に自分の携帯電話を置き忘れてきたときや、携帯電話の電波が届かない場所にいるときには、本当に便利です。
  9. ダクトテープ
    動くべきでないものが動いているときにはダクトテープでとめてしまいましょう。ダクトテープはトンカチについで世界で2番目に素晴らしい発明品です。
  10. 質のいいサングラス
    視力は人間の五感の中で最も大切な感覚である、と考えている人がほとんどでしょう。質の高いサングラスは人の視力を紫外線から守ってくれます。紫外線による影響で、人の目は長期・短期の影響、例えば黒内障、視力低下や数多くの目のガンになることがあります。ですから太陽光線の下にいるときにはサングラスをかけましょう。
  11. 作業用手袋
    残念なことに人の手は、体のほかの部分と同じように傷つきやすく壊れやすい皮膚によって覆われています。時として、皮膚の限界を超えた刺激に一定の時間晒されなければならないような作業を手でしなければならないことがあります。そんなときには、しっかりした作業用手袋を使いましょう。そうすれば水泡など手に酷い荒れを作って数日間苦しむこともありません。
  12. 手巻き式のLED懐中電灯
    もし自分の運転する車が真夜中の真っ暗闇の中で止まってしまったとしたら? 仕事で真っ暗なユーティリティクローゼットの中で何かを探さなければならないとしたら? 手巻き式のLED懐中電灯(乾電池不要)を常に車の中においておきましょう。
  13. 輪ゴム
    輪ゴムは、シンプルで機能的でいろんなことに使えます。ここにいけば、輪ゴムの実際的な使い方に関する無限の可能性を見ることができます。
  14. USBのメモリースティック
    コンピュータ用の最も実用的なアクセサリの一つです。誰かのシステムを復旧するために、いったい何度16GBのUSBメモリースティックを使ったか、もう覚えていないぐらい何度も使いました。USBメモリースティックはいつも持っているべき必要不可欠なツールです。
  15. 小さな消火器
    これはとにかく役立たずなヤツです。ファンに引火して自分の世界が全て炎に包まれてしまうまでは、消火器なんてまったく無用の長物です。でもハンディ消火器を身の回りにおいていないとしたら、あなたはとんでもない楽天家ですね。
  16. 多目的ナイフ
    これは決して家に放置しておくべきものではありません。マルチで使える便利なツールです。この小さな道具があれば、無限の異なった作業を行うことができます。私自身は「Leatherman 830039 」を使っていて、これは本当に素晴らしいです。
  17. バンジーコード
    モノを吊り下げたり、くっつけたりできます。バンジーコードはフックのついた巨大な輪ゴムのようなものです。それが必要になったときには、本当に便利なものですよ!
  18. 予備のクレジットカードと現金
    ボーイスカウトのモットーに立ち戻りましょう「備えあれば憂いなし!」自分の外出中に財布をなくしたとしたら、バックアッププランがあればいつでも安心ですね。

このリストをもっと膨らませることもできるでしょう。でもこれら22のツールが私の車の中に入っているものです。そして一つ一つが、何年にも渡って私を助けてくれています。

 

22 Tools You Should Keep in Your Car [Marc and Angel Hack Life]

Kevin Purdy(原文/訳:粟野雅子)