ベッドのスプリングがきしむ...。ただそれだけのことなのに、毎日・毎晩・毎回のプチイラッが積み重なると、相当なストレスになってきます。ベッドのスプリングがちょっとでも嫌〜な音を出し始めたら、できるだけ早めに以下のポイントをチェックしましょう。

1. マットレスの寿命を知る

大体、普通のマットレスの寿命は約7年〜10年だそうです。ただし、以下のような場合は寿命が更に縮まります。

(1)ディスカウントショップで買った。 (2)マットレスの上で飛んだり跳ねたりする子どもがいる。 (3)そのベッドで寝る人はちょっと太っている。

上記に当てはまらない場合は、マットレスのきしみは恐らく寿命が原因なので、ちょうど買い替え時期なのかもしれません。

残る5つのチェックポイントは、以下にて。

 

2. マットレスの位置確認

マットレスはボックススプリング(ベッドのマットレスの下に置くバネ入りの台)の真上にきちんと乗っていますか? ほんの少しの位置のズレや歪みも、毎日の積み重ねで少しずつバランスが崩れて、結果きしみの原因となります。

3. ベッドのフレームを点検する

金属のベッドフレームをお使いの方は、マットレスとボックススプリングをフレームから取り外して、ねじやボルトが緩んでいないか点検しましょう。金属のベッドフレームは、他の素材に比べて長持ちすると思われていますが、長年使うと少しずつ摩耗もしますし、あちこち緩んできます。緩んだねじやボルトをキチッと締めたら、組み立て直して、マットレスとボックススプリングを元に戻します。

4. 潤滑剤を使う

超浸透性防錆潤滑剤 WD-40」を知ってますか? 宇宙ロケットにも使われているという優れモノの潤滑剤です。もちろんWD-40でなくても、潤滑剤なら何でもいいですし、植物性の油でもOKですよ。それらを注せば、嫌〜なギシギシ音もおさまると思います。

5. フレーム周りもチェックする

ヘッドボード、フットボード、サイドフレーム、ベッドの足まで、フレーム周りに装着されているものもチェックしましょう。一旦すべてバラバラに分解して、くまなくチェックしてキレイにしたら、また組み立て直します。

6. きしんでいるのはベッドじゃなくて...?

ここまでチェックしてもまだギシギシ言ってるようなら、それはベッドじゃなくて床の方だったりして!疑わしい場合は、ベッドの位置をずらして、元ベッドのあった場所を歩き回って確認しましょう。きしみ音の犯人が床だったとしたら、部屋の模様替えをして、ベッドを音がしない場所に移動させましょう。

ベッドのきしみ音の原因を探していたら、何だかベッドの大掃除までできちゃいそうですね。ベッドが古くなってきたら、メンテナンスと大掃除を兼ねて、たまにはこういうのも良いんじゃないでしょうか。

Repair a Squeaky Bed [eHow]

Jason Fitzpatrick(原文/訳:的野裕子)