花王のロングラン飲料「ヘルシア」やサントリーの「黒烏龍茶」など、飲んで痩せる系ドリンクは、根強い人気。缶コーヒーも無糖のものが増えましたね。普段多忙で定期的に運動する機会のないビジネスパーソンにとっては、せめて飲み物だけでもメタボ対策しておこうということなのかもしれません。
ハウツー情報メディア「wikiHow」では、日常のちょっとした動作・心がけでカロリー消費を高める以下の5つのコツを挙げています。
1. 落ち着きなく動こう貧乏ゆすりしたり、髪をいじったりなど、ちょっとした癖で、一日あたり350キロカロリーを消費。1年あたりで換算すると10~30ポンド(約4.5キロ~13.6キロ)に相当する。この消費エネルギーはNEAT(運動とは言えない日常生活の動作で消費するエネルギー)と呼ばれるもので、運動として意識されていないあらゆる動きが含まれ、1時間あたり100~150キロカロリーの消費に相当する。
たとえば、立っているときは座っているよりも50%多くカロリー消費。歩いているときはさらにカロリー消費が高まり、座っているときよりも90キロカロリー多く消費する。米Lifehacker過去記事「Burn 600 Calories a Day Typing(タイピングしながら一日600キロカロリーを消費する方法)」などを参考に、ウォーキングをしながら仕事をするとカロリー消費がアップするはず。
2. コーヒー・紅茶は砂糖ミルク抜きでカフェインはカロリーの消費を向上させる。食事のあとに250ミリグラムのカフェインを摂ると、カロリーの代謝が10%向上するのだとか。特に緑茶は効果的。コーヒーや紅茶は、余分なカロリーを摂取しないよう、砂糖・ミルク抜きで飲もう。
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3. 野菜・果物を摂り、消化を高めよう肉や乳製品を食べるときに野菜をたくさん摂ると、食事の消化が200キロカロリー拡大する。また、カプサイシンの摂取も効果的。料理にタバスコ5gを加えると、食事後2時間で12~20%多く代謝する。
4. 冷たい水を飲む冷たい水を飲むとカロリー消費が増える。1日あたりグラス8杯分(64オンス・約1.8リットル)の冷水を摂ると、ぬるい水を同量飲むよりも、70キロカロリー多く消費する。ただし、減量効果はあまり期待できない。2ヶ月続けた人の減量はたった1ポンド(約454g)程度だ。
5. 寒いところに出る体は寒さを感じると、カロリーを燃焼する。よって、寒い日に外に出るとカロリー消費が増えるはず。ただし、冷たい外気に触れて体調を崩すおそれがあるので、やりすぎにはくれぐれもご注意。
もちろんこれらのコツだけでは、ジョギングやジムでのワークアウトほど劇的なカロリー消費は起こりませんが、ちょっとした心がけや動作で脱メタボにつなげられるかもしれませんね。このほか、とっておきのダイエット法などがあれば、ぜひ教えてください。
How to Burn Calories [wikiHow]
Azadeh Ensha(原文/松岡由希子)