しかし、何でも売っているが故、必要のないものをつい買ってしまい、レジの会計で意外な金額にびっくりすることはありませんか?
米TV局CBSは、スーパーで無駄遣いしないためのコツを紹介しています。アメリカのスーパー事情に基づくものではありますが、日本のスーパーを利用するときにもいくつか参考になる点があります。
CBSのTV番組「The Early Show」では、消費者情報サイト「Consumer Reports」の専門家Tod Marksさんと視聴者レポーターSusan Koeppenが、無駄遣いせずにスーパーで買い物する方法として、真ん中の棚に陳列されている商品は避けるなど、以下の5つのコツを挙げています。
その1: スーパーのちらしをチェックするちらしのチェックはスーパーでの買い物の基本。特売品を事前にチェックすることができる。日本ならスーパーのWEBサイトや「Yahoo!チラシ情報」、「オリコミーオ」のようなチラシポータルサイトをチェック。
その2: 「見切り品」に目をつける各売り場の端に設置されている「見切り品コーナー」には注意しよう。必ずしもセール品とは限らない。消費期限や賞味期限をチェックすることも大事。当日に食べるものなら見切り品も選択肢に入れてみよう。
その3: 棚の端に注目するお客さんの目線になる真ん中の棚は、高価格商品が陳列されていることが多い。一方、下の棚には低価格商品、上の棚はその他の商品が並べられているのが一般的。少し腰をかがめば安い商品も視界に入るはずなのだが、つい、目の前にあるプレミアム商品を手にとってしまいがちな消費者の行動を考慮したもの。不精をせず下の棚にも目を向けると、類似商品で安いものを見つけることができる。スーパー以外でも応用可能。
その4: 「便利さ」は価格に上乗せされるものカット野菜やゆで野菜など、ちょっとした加工が加えられているだけで、価格は3倍~6倍に跳ね上がる。少しでも安く買いたいならば、便利さは優先順位を下げるべき。もちろん時間を優先するならカット野菜を使うのもアリ。
その5: まとめ買いは大概お得一般的に、小分けされているものよりもまとめ買いのほうが単価は安い。ただし冷蔵庫で腐らせてしまっては元の木阿弥。多めに買ってきたら用途別にカットして、小袋に分けて冷凍庫に入れるなど、一手間掛けて保存するのがコツ。
いかがでしたか? 詳しくはこちらの記事でもどうぞ。そのほか、スーパーの買い物のコツがあれば、コメントで共有してくださいね。
How Supermarkets Lure You to Buy More [CBS News]
Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)
【関連記事】
・ジュンク堂のWEB通販がパワーアップ。その名は「アウル HON 急便」