すぐれたOSでも万能ではありません。デザインだけをとっても、ひとつのOSだけでユーザーが満足できるとは限らないですよね。あなたがもし、今お使いのOSの、型にはまった見た目に飽き飽きしているのであれば、今回紹介するツールを試してみてください。デスクトップのピクセル「1粒1粒」まで、あなた好みにカスタマイズすることができるかもしれませんよ。米lifehackerでは、読者のみなさんお気に入りのデスクトップカスタマイズツールについて以前質問しました。その結果を元に、最も人気があったツールを5つ選んでいます。
デスクトップイジリストの皆さんに贈る、ツールの紹介は以下にて。
Samurize「Samurize」は、Windows用のフリーのシステムモニターで、「デスクトップ強化エンジン」です。「Samurize」を使うとテキストファイルをデスクトップに組み込み、デスクトップをカスタマイズして、ヘッドアップディスプレイに、あなたが載せたい情報を表示させることができます。設定はシンプルにすることもできるし、複雑にしたかったらそうすることも可能です。まだ進化の途中とも言える「Samurize」ですが、使いこなせばこんな美しいデスクトップを作れるんですよ。
RocketDock「RocketDock」を使えば、WindowsにMac OS Xのようなドック形式アプリランチャーをフリーで作ることができます。ドックに置くアプリのサムネイル、アイコンは最小化でき、Vistaであれば、今見ているウインドウのプレビューも最小化してドックに置けるので、見たい時にすぐ開けて便利です。「RocketDock」はデフォルトで既にすぐれたツール、というものではありませんが、ユーザーがカスタマイズしやすくなっているので、あなた次第でスグレモノに変えてしまうことができるんですよ。例は、ここと、ここと、ここを参照してください。「RocketDock」は米lifehackerのアプリランチャーベスト5にも選ばれています。
Rainmeter「Rainmeter」も「Samurize」と同じく、Windows用のフリーのシステムモニターで、デスクトップ強化ツールです。デフォルトのスキンはパッとしないのですが、その分カスタマイズしがいがある作りになっています。
Emerge Desktop「Emerge Desktop」はWindowsのシェルの代わりとなるもので、デフォルトのWindowsタスクバー、スタートメニュー、右クリックメニューをあなたの好きなものと入れ替えることができます。米lifehackerで最初に「Emerge Desktop」を紹介した記事でも触れているのですが、「Emerge Desktop」を使うと、クリーンで無駄な物を置かないデスクトップを作ることができます。もちろん、そこからあなたの好きなようにカスタマイズすることも可能です。米lifehackerの読者で「Emerge Desktop」に投票した人は、「Rainmeter」か「Samurize」と一緒に使うことを勧めています。カスタマイズ例はこちら。
AutoHotkey「AutoHotkey」はオープンソースのスクリプト言語で、Windows用です。「AutoHotkey」が言語としてだけでもすぐれていることは、米lifehackerのこの記事とこの記事で既に触れているのですが、カスタマイズ好きなユーザーも満足できるものです。たとえば、ウィンドウの透明度を上げたり、キーボードショートカットを加えたり。オリジナルのAHK言語を作るのにはまだ適しているとは言えませんが、コーディングを少しやってみようかという初心者向けの言語ではあります。エニグマデスクトップのチュートリアル(英語)はここにあります。
以上が、米lifehacker読者が選んだデスクトップカスタマイズツールベスト5です。あなたのお気に入りはどれでしょう?
みなさんは今回紹介したツールを使ったことがありますか? 他にも便利なものがあったら、コメント欄で教えてくださいね。
Adam Pash (原文/訳:山内純子)
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