「Googleの検索ボックスを前にして、そこで何をしたらいいか」ということは、もうみなさん知っていますよね。フレーズを検索したい時には、「"」と「"」の引用符でフレーズをはさむとか、サイトを検索したい時にはサイト名やURLを入力する、とか。実はあの小さいボックスでできることはまだまだたくさんあるのに、一般的にはあまり知られていないのです。ライフハッカーの読者のみなさんだったら、もしかしたら普通に使っているテクニックかもしれませんが、今回はそのトリックを10個紹介しましょう。ただし、ほとんどのテクニックはGoogle.comで使えるもので、日本版Googleには対応していないものもあります。

10. 世界の現在時刻をすぐ調べられる

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バンコクは今何時かわかりますか? 答えはGoogleに尋ねてみましょう。手順はいたって簡単。検索ボックスに「What time is it in Bangkok?」とタイプして検索すれば、バンコクの現在時刻が表示されます。ただし、これはGoogle.comでの話です。日本版Googleで英語で尋ねても、日本語で尋ねても、一発では答えは出てきません。

計算式を入力すると答えが出てくる「電卓機能」は有名ですが、時間まで教えてくれるのは知ってましたか? 気になる残る9つのトリックは、以下にて。

 

9. 航空便の状況を確認する

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検索ボックスの中に、航空会社の名前と便名を入力すると、到着と出発時刻が検索結果で表示されます。これも英語版のみです。

8.  通貨や単位の換算ができる

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Googleのパワフルな換算機能は、日本語版Googleにも付いています。検索ボックスに「1ドル」と入れると現在の為替レートが表示されますし、「1インチ」と入れると2.54センチメートルと換算してくれます。英語版ではギークな人向けに、「155473バイトは何キロバイトか」という質問の答えも一発で出してくれます。

7.  「似たようなもの」検索ができる

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米lifehackerの読者アダムは、キーフレーズを使って上手に検索ボックスを利用しています。

引用符付きで、"better than(〜よりいい) キーワード" と入力します。たとえば、"better than WinAmp"と検索すると、英語のページは550ページ、"better than mlRC"では57ページ、"better than Digg"だと、Diggには悪いですが17500ページもヒットします。これは代替案を見つけるテクニックです。同じコンセプトで、新たな音楽や映画を発見できるんですよ。具体的には、" reminds me of メタリカ(メタリカに似たバンド)" もしくは、 "similar to 映画)Garden State(「ガーデンステート」に似た映画)"というふうに検索します。このテクニックでは、普通に検索したのでは上位に表示されないような情報を見つけることができます。

6.  Googleをフリーのプロキシとして使う

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あなたの会社が特定のサイトにアクセスするのを禁止していたとしても、Googleのキャッシュを使えば、そのサイトがどんな感じかを見てみることができます。キャッシュなので、オリジナルのサイトがブロックされていたって大丈夫です。

5.  商品検索結果から、アフィリエイトリンクを取り除く

商品検索をした時に、商品一覧とアフィリエイトリンクとの両方が表示されて、同じ商品が重なって載っていたら見にくいですよね。そこで、検索ボックスに商品名と、たとえば 「-site:ebay.com」とタイプすると、eBayのリンクが除かれた結果が表示されます。このテクニックは、「-site:kakaku.com」というように、日本版Googleでも利用できます。別の方法としては、「Give Me Back My Google」というサイトがあって、商品名を入れただけでアフィリエイトなしの結果が表示されます。米lifehackerの「GMBMG」についての記事はこちら

4.  関連語を探し出す

これは「GoogleGuide」というサイトから持ってきたものなのですが、「〜(チルダ)」を検索語につけると、関連語を探すことができるというものです。たとえば、「~nutrition (栄養)」とタイプすると、栄養、食べ物、健康に関する情報が表示されます。これは日本語版では対応していません。

3. 音楽やコミック本を探す

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Apacheディレクトリのなかにある音楽ファイルを、アドバンストサーチで探せば、Googleをあなた専用の「Napster」にしてしまうことも可能なんですよ。これは英語版での機能なのですが、米lifehacker編集長がニルバーナの曲の音楽ファイルを検索したときの結果を見てみてください。同じようにして、コミック本を検索することもできるんですよ。

2.  イメージ検索で説明してもらう

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「jicama」って何かわかりますか?「Priti」さんは女性でしょうか、男性でしょうか。こういうときはイメージ検索してみてください。 時には言葉で長々と説明されるより、1枚の写真やイメージの方が多くを語ってくれますよね。

1.  Googleに顔認識をしてもらう

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あなたが「パリス・ヒルトン」のイメージ検索をしたいけど、フランスのパリのイメージは検索結果から排除したい場合は、特別なURLパラメータを使うというトリックがあります。普通にイメージ検索したときのURLの最後に、「&imgtype=face」をつけてみてください。新たな検索結果は、顔が含まれたイメージだけになっているはずです。これは日本語版でもできるトリックです。

英語版で使えるトリックも多かったですが、みなさんが知っているものはありましたか?ここで紹介していないものがあったら、コメント欄で教えてください。

Gina Trapani(原文/訳:山内純子)

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