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心身の健康と幸せのために、もっと実践した方がいい4つのこと

author Inc./訳:的野裕子
心身の健康と幸せのために、もっと実践した方がいい4つのこと
Image: Shutterstock

この20カ月間は楽なものではなかったというのは、誰もが認めるところでしょう。

世界的なパンデミック、失業、社会的かつ人種的な不安、政治の分裂、ワクチンの接種義務、個人的な悲劇……あげればキリがありません。

非常に厳しい1年が終わりつつあります。

今こそ、来たるべき新年に向けて、自分が幸せになるための賢い選択について考える時でしょう。あなたが変えなければいけないことは何でしょう?

科学を参考にすると、自分の健康や幸せだけでなく、職場や同僚の健康にも良い、定期的にできることがいくつかあります。

1. 自分に優しくする

人には優しくするのに、自分には優しくない人は多いです。科学的には、自分に優しくすることは、メンタルヘルスに良いと言われています。

イギリスの心理学者が、自分に優しくすることを実践した1000人以上の人の脳をスキャンして調べる研究をしました。

自分に優しくすると、まるで他の人から優しくされたり、誰かに優しくしているかのように、脳の特定の領域がクリスマスツリーさながら明るく光ることがわかりました。

心理学者による現実的なアドバイスとしては、(自分に優しくするというのは)自分の内なる声に耳を傾けるということです。

「ネガティブ」な言葉は心身に悪影響

自分に対して批判的で失礼な話し方をしていませんか? 

自分に優しく親切に話しかけていますか? 

批判をしたり責めたりするネガティブな言葉を自分に投げかけていると、外部から批判されたり責めたりされているかのように、心身の健康に著しく悪影響を及ぼします。

ですから、辛い時期に支えてくれる良い友だちが話しかけてくるように、自分に優しく親切に話しかけましょう。

毎朝、自分を振り返るちょっとした練習があります。自分に「今日、自分に優しくすると決めたら、どんな風に自分に接するか?」と自問するのです。

自分にできることをリストアップして、そのメモを元に仕事のある1日を始めれば、他の人があなたのポジティブさに惹きつけられるのがわかります。

2. 感謝する

毎日感謝したことを3つ書く日記を21日間続けると、自分の脳を幸福で満たし、楽観的にすることができると、科学的には言われています。

研究によると、ポジティブさのレベルが上がると、ネガティブやニュートラル、ストレスのある状態よりも、脳のパフォーマンスがはるかに良いのです。研究では以下のことが証明されています。

  • 生産性が31%向上する。
  • 売上が37%増加する。
  • 昇進の可能性が40%上昇する。

3. 人を許す

職場の誰かの言動に傷ついたことはありませんか? 私も含め、ほとんどの人が経験があると思います。

怒り、恨み、不安、仕返しなどから起こる、よくある行動が不意打ちや裏切りです。しかし、このような感情を長く引きずると、恨みやわだかまりを抱えている人に悲惨な結果をもたらします。

では、どうすればいいのでしょうか? 

どのように対処して、心の平穏を取り戻せばいいのでしょうか?

それは、許すことです。

聞き間違えではありません。「許す」というのは、会社で議論されたり、企業文化に正式に取り入れられたりすることはほとんどありません。しかし、許したほうがいいです。

自分のために、周りのために「許す」

200人以上の従業員を対象に含むある研究で、許すことで「生産性の向上、長期欠勤の減少(欠勤日数が減る)、憂鬱や頭痛のような心身の健康上の問題の減少」につながったのです。

企業や組織に価値のあることとして、この美徳を学び、身につけることができれば、許すことが信頼回復や、同僚や上司との関係修復の効果的な手段となり、再び自分の能力を最大限に発揮できるようになります。

また、許すことは、衝突や争いに関わっていない他の人にも影響が広がります

同僚が他の人を許しているのを見ると、「ポジティブな感情が育まれ、意思決定力や認知機能、人間関係の質が向上することが多い」という研究もあります。

4. 焦らない(忍耐の実践)

急がば回れ」「短気は損気」などと言いますが、極めて不安定な時期には、あらゆる状況が緊急事態のように感じられ、物事を早めるという選択によって、さらに混乱や混迷を招くことがあります。

差し迫った状況に置かれ、焦って衝動的な決断をすると、事態が良くなるどころか、さらに悪化することが多いです。

自分の感情をコントロールし、会社や組織内の色々な人から多様な意見をもらうと、長期的に見て実際により良い結果を生みます。

ポジテイブでい続けるカギは「忍耐強さ」

2012年のある研究で、忍耐力を示した人は、忍耐力の足りなかった人たちに比べて、目標に向けてさらに前進したり、目標を達成した時の満足感が(目標が難しいものであれば)さらに高かったことがわかりました。

また、別の研究でも、忍耐強い人たちは憂鬱感やネガティブな気持ちになりにくい傾向があり、ストレスのある状況でもうまく対処できることがわかっています。

さらに、そのような人たちは、他者への感謝の気持ちがより大きく、他者とのつながりもさらに強いため、素晴らしく満ち足りた気持ちになっています。

では、最後に難しい質問です。2022年は、このうちのどれをより実践していきますか?

Source: University of Sussex, Greater Good Magazine (1, 2), BRILL

Originally published by Inc. [原文

Copyright © 2021 Mansueto Ventures LLC.

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