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失くしたAirPodsを「探す」で見つける方法と注意点

author Jake Peterson - Lifehacker US[原文]/訳:春野ユリ
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失くしたAirPodsを「探す」で見つける方法と注意点
Photo: Fototocam (Shutterstock)

「探す」は、紛失したApple製品を探すのに優れたツールですが、必ずしも優秀ではありません。

AppleがiOS 15のリリースで大々的に宣伝しているAirPodsを紛失した場合、「探す」の機能はごく限られたシナリオ以外では役に立ちません。

想像してみてください。あなたはAirPodsを片手にジムに向かっています。

自分の車を運転してジムの駐車場に行き、ジムに入ると、AirPodsが行方不明になっていることに気づきます。

あなたは、「大丈夫。『探す』アプリをチェックしよう」と思います。「探す」アプリを起動すると、なんとAirPodsがあなたの家に戻っていると表示されているではありませんか。

そこで、車で家に戻ります。「探す」アプリをもう一度見てみると、AirPodsはすぐ近くにあるはずと表示されています。

車道、庭、居間をチェックしましたが見つかりません。がっかりしてジムに戻ると、駐車場の地面にAirPodsが落ちています。なんてこった!

「探す」アプリが表示するAirPodsの位置情報は当てにならない

ここで何が起こっているのかを説明しましょう。初代のAirPods、AirPods 2、および「探す」に対応するBeats製品は、それぞれ単独で「探す」ネットワークと通信する手段を持っていません。

そのため、位置情報の更新は他のAppleデバイスに頼ることになります。これはそれほど問題にはなりません。ただし、イヤフォンがAppleデバイスに接続されている場合にのみ位置情報の更新が行われる点を除けばですが。

つまり、AirPodsはケースから出しておかなければならないということです。片手にスマホ、片手にケースを持っていても、「探す」はAirPodsの現在地を確認できないのです。

ジムでのシナリオを考えてみましょう。車に乗る直前にAirPodsを聴いていて、運転するために外した場合、「探す」はその最後の位置を車道と記録します。

その後、ジムで車を降りるときにAirPodsがポケットから滑り落ちましたが、そのときAirPodsはiPhoneに接続されていなかったので、「探す」はAirPodsが駐車場に落ちていることを知らず、まだ自宅にあることになっています。

このような限界があるため、「探す」はもはやAirPodsの位置を特定する実用的な方法ではありません。このアプリが役に立つのは、AirPodsをケースから出してAppleデバイスに接続している間に置き忘れてしまった場合だけです。

AirPodsを聴きながら寝てしまい、布団に巻き込まれてしまったら、「探す」アプリを使ってどこにあるか確認したり、AirPodsが音を鳴らすようにして探すこともできます。

しかし、AirPodsがケースに入ったままナイトテーブルの後ろに落ちてしまうと、「探す」では位置情報を見ることもAirPodsを鳴らすこともできません。

AirPods ProとAirPods Maxは「探す」アプリで見つけやすくなった

さて、もっと高価なAirPodsの場合は話が違います。AirPods ProとAirPods Maxは、10月5日(火)にファームウェアアップデート4A400を受け、新しい「探す」機能が追加されたので、紛失したヘッドフォンを探すのにもう少し便利なサービスになりました。

AirPods ProとAirPods Maxは、Appleデバイスの範囲内にいるときに位置情報を更新するだけでなく、他のAppleデバイスの範囲内にいるときにも位置情報を更新します。

これはAirTagが「探す」と位置情報を共有する方法であり、Appleのより高価なAirPods製品はもっと見つけやすくなります。

これらのデバイスは、AirTagの「近くを探す」機能にも対応しており、iPhoneを使って問題のデバイスを探し出すことができます。

AirPods ProとAirPods Maxには、AirTagのU1チップが搭載されていないので、精度はそれほど高くありませんが、ヘッドフォンの位置をより正確に特定するのに役立つ素晴らしいツールです。

また、これらのデバイスを「紛失モード」にして、見つかったときに通知を受けたり、分離アラートを設定したり、ケースに入っているAirPods Proの位置を特定するために音を鳴らすこともできますが、その音はかなり小さくなります。

それを踏まえた上で、ジムの状況に戻ってみましょう。もしAirPods Proを持っていたら、iPhoneが圏外になるまで位置情報を更新し続けます。

つまり、「探す」画面では、自宅ではなくジムの駐車場にあるAirPods Proが表示されることになります。

その後、あなたより先に他のAppleユーザーがあなたのイヤフォンを拾ったら、その人のiPhoneまたは「探す」機能を持つAppleデバイスがあなたのAirPods Proの位置情報を更新します(バスや電車の中にAirPods Proを置き忘れた場合は、探すのがずっと困難になります)。

もちろん、この技術に関してはどちらにしてもiPhoneほど便利ではありません。スマホはGPSを使って常にその位置情報を更新できるからです。

しかし、今回のアップデートで、「探す」は少なくともはるかに良く機能するようになりました。 AirPodsProかAirPodsMaxを購入した場合は、置き忘れたヘッドフォンとの再会を果たせるかもしれません。

しかし、AirPods、AirPods 2、Beatsのユーザーにとって、このアプリは引き続き非常に限られており、ほとんど役に立ちません。

ですから、今度イヤフォンをぶかぶかのポケットに入れるときには、それを踏まえておきましょう。


Source: MacRumors

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