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子どもの自尊心を下げない。親が取り組むとよい3つのこと

author Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]/訳:堀込泰三
子どもの自尊心を下げない。親が取り組むとよい3つのこと
Image: Shutterstock

子どもというのは本当に特別な存在であり、愛すべき小さな人間です。穏やかなダンサー、親に似ず社交的、数学の天才など、親であるあなたは子どもの素晴らしさを知っています。

でも彼らに自分の素晴らしさに気づいてもらうにはどうしたらいいのでしょうか。

何でもかんでも褒めたくなる気持ちはわかります。でも、長い目で見ると、褒め過ぎは子どもの自尊心低下につながります。

Your Children Are Listening: Nine Messages They Need to Hear from You」の著者、Jim Taylor氏は、Today's Parentのインタビューにおいて、自尊心を高めるには褒めるだけではいけないと述べています。

彼らはそれよりも、能力開発の術を学ぶ必要があるのです。

Taylor氏によると、自尊心は、愛されている感覚と安心感、そして能力の向上から生まれます。

多くの親は前者2つを惜しみなく与えていますが、能力に関しては時間と努力が必要になります。

「親が思うほど、能力を褒めることはできません」実際、褒め過ぎはメリットよりデメリットのほうが大きいそう。

「いつもすごいねと言い続けているとハードルが下がり、子どもの向上心を妨げます。

でも自信というものは、やってみては失敗し、再挑戦することの繰り返し、すなわち練習から生まれるのです」

たくさん練習させる

与えられた役割をこなす能力に自信があっても、新しいシチュエーションに対処できるわけではありません。

ですから大きくなる過程で、さまざまな環境に身を置かせるのがいいでしょう。青年の治療を専門とする臨床心理士のBarbara Greenbergさんは言います。

子どもたちは、多くの人がかかわる様々な環境で何かができたとき、自分の能力に自信を持てるようになります。

能力スキルを練習させるもう1つの方法は、仕事や責任を与えること。ティーンエイジャーであればアルバイトかもしれません。

それより小さい子どもなら、家事を任せることで、自信を高めさせることができます。

表向きは嫌がるかもしれませんが、実は内心喜んでいます。彼らは、その必要性を知っているからです。

自己評価のやり方を学ばせる

学芸会の演技がすばらしかったとか、試合で鉄壁のディフェンスだったというように、褒めることは間違いではありません。

でも、いつまでも親がそばにいて褒めてやれるわけではないですよね。ですから、自己評価を学ばせるのがベターとGreenbergさんはいいます。

子どもに問いかけてください。「自分ではどうだったと思う?」「もっとうまくできたと思う?」「次は何ができると思う?」という具合に。これは副次的に、社会的手掛かりを読む能力にもつながります。

このような自己評価手法を知り、練習を繰り返すことで、友達や先生、あるいは上司との意見の相違が生じたときでも、問題を認識し、うまく軌道修正できるようになるでしょう。

苦労や失敗をチャンスにする

結果や能力よりも、努力を褒めるべき。わかっちゃいるのですが、本当に我が子が優秀な結果を収めたときには、つい結果を褒めてしまいます。

でも、結果ばかりを気にする子は、リスクを嫌い、新しい挑戦をしなくなります。若いころの苦労は、買ってでもしろという言葉があるように、苦しむのは悪いことではありません。障壁を乗り越えるチャンスになるからです。

失敗(あるいは単なるミス)は、再挑戦のチャンス。Taylor氏はこう言います

苦労や失敗は子どもの自尊心を下げると考える親がたくさんいます。

でも実際はその逆で、苦労や失敗は自尊心を高める最高のチャンスなのです。

「能力以上のタスクを与えると失敗させてしまうのでは?」と不安になる気持ちはわかります。でも、子ども自身に目標を立てさせ、新しいことに挑戦し、リスクを取ることを奨励してあげてください。

そうすることで全体的な能力が向上し、その能力がひいては自信へとつながるでしょう。


Source: Today's Parent,Barbara Greenberg

Meghan Moravcik Walbert - Lifehancker US[原文

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