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部下に求める「60%ルール」PDCAを早く回す仕事術

author ライフハッカー[日本版]編集部

Sponsored By talentbook

部下に求める「60%ルール」PDCAを早く回す仕事術
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国内最大級のリユースショップともいわれるKOMEHYO(コメ兵)で、フリマアプリ「KANTE」の運営・管理を担当する川合美緒(かわいみお)さん。社歴16年目でSNSタスクリーダーも兼務しています。

初めての試みであっても楽しみしか感じないというポジティブな川合さんは、さらなる発信力強化に取り組んでいます。

やりたいと思ったことをやれていると実感──仕事を楽しめる環境

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多岐にわたる業務でも楽しんで取り組む川合さん
Image: talentbook

リユース商品カテゴリーの中でも、主に高級ブランド品を対象としたフリーマーケットアプリ「KANTE」の運営・管理をしながら、KANTEグループマネージャーとして多忙な日々を送る川合さん。

「KANTE」では、出品者と購入者の間に立って商品が確かなものかどうかを確認する「KOMEHYOカンテイ(鑑定)」の工程を入れることで、偽物の流通を防ぎ、「安心」して取引してもらうことをミッションとしています。

「アプリを登録される方の中には、いわゆるフリマアプリのご利用がまったくの初めてという方もいらっしゃいます。そういう方でも安心してご利用いただけるように、問い合わせにはタイムリーに対応することを心掛けています。『KANTE』は安心できるな、と感じてもらいたいんです」

川合さんの仕事はお客様とのコミュニケーションのほか、アプリ内のバナー管理や、キャンペーン、イベントの立案など多岐にわたります。

そのようななかでも、パートスタッフ4名とともに実務をこなしながら、マネージャーとしてメンバーのモチベーション管理も怠りません。

「一緒に働くパートさんたちにはやりがいを感じながら仕事をしてほしいので、最初のうちはそれぞれの得意・不得意に合わせて役割を任せることを意識しています。

お客様への対応改善や作業効率向上の提案を出してくれることもあり、そういった提案はすべて聞きますし、できるものはすぐに実行してもらいます。利用者の視点を持っているパートスタッフさんの意見はサービスの品質向上には欠かせません

KANTEグループに異動になったのは2017年のことですが、私の性格もあって、部門の活性化やポジティブムード要員として配属になったのではと思っています(笑)。

KANTE運用のためにマーケティングの勉強もしました。初めは会議に出ても言葉の意味すら理解できなかったんですよ。

これではまずい、とマーケティングに関する検定も取得しました。特に検定の取得が義務付けられていたわけではないのですが、ほかの部署の憧れの先輩も検定試験を受けるということを知って、その時は必死に追いつきたくて一生懸命勉強しちゃいましたね!

そしたら、合格しちゃいました!」

本格的なマネジメントはKANTEに来てからだと言いますが、常に前向きでポジティブな川合さんの仕事に向き合う姿勢は周囲を巻き込んでいます。新たなマーケティングの検定取得に向けて上司の力添えも得るなど、川合さん自身も仕事のテリトリーを貪欲に広げているのです。

川合さんは、こうしたアプリ運営を担う部署の業務とは別に、全社のOMO(オンラインとオフラインの融合)プロジェクトの中で、SNSタスクのリーダーも兼務しています。

KOMEHYOが運営するインスタグラムとYouTubeのうち、インスタグラムについてはほぼすべての業務を担当。ポスト投稿や動画の作成・編集、SNSで紹介する商品のMDや実績管理など、KANTEと同様に役割は多岐にわたります。

「YouTubeは専門性のあるスタッフが撮影と編集をしてくれるので、私は台本作成と出演だけ。さまざまな業務に携わっているので、正直なところ大変だと感じることもありますが、素晴らしい仲間がいるので助かっています。

タスクメンバーのおかげでやりたいことができているので、とても楽しいですね」

インスタグラムの活用により、統一した世界観を伝えることに成功

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店舗で働いた経験から、SNS活用の提案も
Image: talentbook

「もともと田舎出身なのでブランドには疎いし、周囲にブランド品を身につけている人もいなかった」と語る川合さん。

単純にキラキラしたものに憧れて触れてみたい、と思ったことが入社動機の決め手になったと言います。

今でこそ幅広い業務に携わり、マルチに活躍する川合さんですが、忘れられない経験があると当時を振り返ります。それは、入社して1年目のことでした。

「名古屋本店の店頭でバッグの販売を担当していたころだったと思います。私のミスで、お客様が取り置きを希望されていた商品が売れてしまって。

その時に相談した直属の先輩が『仕入れできるように頑張ってみるね』と言ってくれ、本当にギリギリでお客様の来店に間に合うように仕入れてきてくれたんです。

結果的にお客様に迷惑をかけないで済んだことはもちろん、その先輩が自分にできることはないかと考えて、すぐに動いてくれた姿を見て、私も『できることを探して見つける思考』を身につけられたと思います」

川合さんがいつも前向きにポジティブに仕事ができるようになった背景として、この時の経験が大きいと言います。失敗しても、それを責める前にリカバリーのために自分ができることがないかと考えて、素早く行動することを学べたことは大きな収穫でした。

「その後、東京での勤務から名古屋本店で働くようになり、ずっとやりたいと思っていたSNSの活用を提案しました。インスタグラムが社会的にも注目されて、若い層のお客様を取り込むためには絶対必要だと思ったんです。

結局そのときは、私の提案は通らなかったのですが、KANTEに入って2年くらい経った2020年の春ごろに、全社OMOプロジェクトのSNSタスクに加わるチャンスをいただきました」

インスタグラムは世界観を伝える媒体。だからこそ店舗ごとにバラバラな状況はもったいない、と考えた川合さんは、いったん本社がある名古屋のメンバーで統一した世界観を発信することを決断しました。

数々の試行錯誤を繰り返した末、本格始動から5カ月で目標だった1万人のフォロワー獲得に成功しました。

「一緒に取り組んでくれたメンバーの努力が報われた、と感じられてうれしかったですね。

その後はフォロワーの方に、素敵だなと思ってもらえるような商品をSNSメンバーが選定し、各店舗にご協力いただきながら送ってもらい、月に一度、商品撮影をしています。みんなで考えながらリール動画も撮影して、今では1つの動画だけで再生回数50万回超、フォロワー数も伸びました」

メンバーみんなの工夫と努力が、再生回数やフォロワー数として可視化されることは、川合さんの大きな励みとなっています。

「60%できたと思ったら出してくれ」という上司の言葉から学んだこと

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SNS配信メンバーとの1枚(左から2番目に写っているのが川合さん)
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OMOプロジェクトでは、前例のない企画の実現のために慣れない企画書作成にも取り組んだ川合さん。ターゲティングやKPI・KGIの設定、予算などわからないことだらけで、企画書は何度も作り直したと言います。

「何回も私の企画書を突っぱねた部長が、ある日私にこう言ったんです。『川合さんが100%頑張ったところで理想の30%にも満たないんだから、60%くらいできたと思ったら出してくれ』と。

何度も試行錯誤をしていくなかで、早めの段階からアドバイスを求めて修正していくほうが、仕事としての気づきにつながるということだったのではないかと思います。

私は怒られるのが少し苦手で、『完璧にしてから出したい!』という思いから1人で熟考してしまうタイプだったのですが、その言葉で一気に楽になりました。

それからは、『怒られたり、指摘されたりしてもいいから出そう、言ってしまおう!』という気持ちで仕事を進められるようになり、それだけ行動に移すスピードも早くなったと思いますね」

川合さんはチームメンバーにも恵まれたと言います。動画撮影では顔出しが必須となるため、拒む人がいても不思議ではありません。

しかし、川合さんの周囲のスタッフはみんな嫌がることもなく、「機会があれば私にやらせてください」というメンバーさえいます。そんな姿勢を頼もしく、うれしく感じているのです。

専門性を身につけ、コメ兵の良さやスタッフの思いがさらに伝わるSNSへ

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Image: talentbook

早くからSNSの影響力に注目していた川合さんですが、SNSについても特に専門知識があったわけではありません。新しいことでも怖がらず、積極的にチャレンジするパワーはどこから湧いてくるのでしょうか。

生きている以上はポジティブに生きたい、すべてを楽しみたいと思っています。だから、新しいことにチャレンジする時も、楽しみしか感じません。無理にポジティブになろうとしているわけではなく、もともとそういう性格なんだと思います(笑)。

だからこそ、前向きに仕事ができている。まだ正解を誰も知らない分野で、みんなの感性を武器にPDCAを回すクリエイティブな仕事が私に向いているんだと思います」

そんな川合さんのパワフルなポジティブさで今後強化していきたいのは、SNSを通じて店舗ごとの特色やスタッフたちの思いを発信することだといいます。

「たとえば、梅田店ではスタッフの要望で昭和レトロなジュエリーのイベントが企画されました。ショーケースの一角で若いスタッフの企画した商品展示をすることもあるんです。

そんな店舗ごとの取り組みや思いを伝えるには、SNSを活用するのが一番だと考えています」

川合さんは、店舗で接客するスタッフも社員もみんな、コメ兵にとって大切な「資産」だと言います。

「営業トークではなく、コメ兵で働く社員やスタッフはみんな嘘偽りなくブランドが好き。だからこそ、一愛用者の口コミのような“伝わる”発信をすることもできる」と語る川合さんは、年代を問わず、コメ兵の良さ、リユース品の魅力を伝えていきたいと語ります。

「ブランド品は敷居が高い、自分とはかけ離れたもの、と感じる方も多いかもしれません。でも、リユース品を利用すれば、思っているよりもずっと安く自分の理想が手に入ることを伝えたいですね。

コメ兵は接客の良さを褒めていただくことが多いのですが、それは実際に来店してくださって初めて体感いただけること。インスタライブなどを通して、オンラインでもコメ兵の良さを伝えたいと思っています」

今後は「SNSといえば川合」といってもらえるような専門性を身につけたい、と語る川合さん。

誰かが失敗したときに、自分に足りなかったことは何か、自分にできることは何か、を考えて動くことを心掛けているという川合さんは、マネージャーとしてもSNSマーケティングのリーダーとしても、どんどん活躍の場を広げるべく邁進し続けます。

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Source: talentbook

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