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iPhone XS/XR世代はiPhone 13に機種変すべき理由

author 執筆:酒井麻里子
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iPhone XS/XR世代はiPhone 13に機種変すべき理由
Photo: 酒井麻里子

iPhone 13シリーズが発売されましたが、乗り換えるかどうかの決心がまだつかずに迷っているという方も多いかもしれません。

近年のiPhoneは前年からの変化がそれほど大きくないため、買い換えのタイミングを決めがたくなっているのも事実です。

そこで、最近のいくつかの機種を実際に触りながら、iPhone 13シリーズへの買い換えで“違い”を実感できるのはどの世代の機種からなのか、検証してみました。

その結果、「iPhone XS/XR」より以前の世代をお持ちの方は機種変を検討したほうがいいのではないかと感じた理由と合わせてご紹介します。

最近のiPhoneはどこが進化している?

まずはこの数年のiPhoneの進化を簡単に振り返ってみましょう。

iPhone Xでホームボタンが廃止されて大きな話題となったのが2017年。ワイヤレス充電のQiに対応したのもこの年からでした。

翌2018年のiPhone XR/XS/XS Maxは、写真のポートレートモードのボケを撮影後に変更できる「深度コントロール」に対応しました。

2018
Image: Apple

そして、2019年のiPhone 11シリーズには超広角カメラが初搭載され、iPhone 11は2眼カメラ、上位モデルのiPhone 11 Pro/Pro Maxは3眼カメラになりました。

また、暗い場所での撮影ができるナイトモードの搭載もこの世代からです。

2019
Image: Apple

昨年発売のiPhone 12シリーズは、外観が大きく変わって角張った形状に。

マグネット式の新しいワイヤレス充電「Mag Safe」が登場し、5G通信に対応しました。

また、上位モデルには写真撮影時に深度を測定できるLiDARセンサー搭載され、ナイトモード時のポートレート撮影が可能になるといった変化もありました。

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Image: Apple

そして今年のiPhone 13シリーズは、全機種でカメラが大型化して、背景をぼかした動画を撮影できる「シネマティックモード」や、高精度なセンサーシフト光学式手ぶれ補正を搭載。

上位モデルのiPhone 13 Pro/Pro Maxでは、マクロ写真の撮影もできるようになり、リフレッシュレートは最大120Hzに向上しました。また、全機種ともバッテリー持ちの時間が長くなっています。

iPhoneのカメラを比較してみた

上で紹介したとおり、最近のiPhoneの進化はカメラ周りに集中しているので、「カメラ機能に大きな変化が起きる以前の機種」を使っている人なら、買い換えによって受けることのできる恩恵は大きいはずです。

たとえば、広角カメラ非搭載のiPhone XS/XR世代以前の機種を使っている場合、撮りたいもの全体を画面に入れることができず、ストレスを感じたことのある方も多いのではないでしょうか?

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iPhone Xで撮影
Photo: 酒井麻里子

上の写真はiPhone Xで撮影したもの、以下の写真は同じ場所をiPhone 13 Proの広角カメラで撮影したものです。広い範囲を画面内に収めることができます。

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iPhone 13 Proで撮影
Photo: 酒井麻里子

ただし、すでに広角カメラが搭載されている機種からの乗り換えの場合、大きな違いは実感できないかもしれません。

下の写真はiPhone 12 Proで撮影したもの。じっくり見ると明暗の表現などに変化があるのですが、パッと見ではほぼ同じです。

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iPhone 12 Proで撮影
Photo: 酒井麻里子

また、ナイトモードも違いを実感しやすい機能。

こちらもiPhone XS/XR世代以前の機種が非対応ですが、暗い場所で撮影したときに照明などの周囲だけが明るくなり、他の部分は黒くつぶれてしまいます。

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iPhone Xで撮影
Photo: 酒井麻里子

こちらは同じ場所をiPhone 13でナイトモードを使って撮影したもの。明るさが適度に補われて美しく撮影できます。

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iPhone 13 Proで撮影
Photo: 酒井麻里子

なお、この機能の場合も、すでにナイトモードが搭載されている機種での変化は少なめ。

下の写真はiPhone 12 Proのナイトモードで撮影したものです。よく見比べれば性能が向上しているのがわかるものの、写真にそこまでこだわりのない人なら気にならないレベルです。

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iPhone 13 Proで撮影
Photo: 酒井麻里子

3年以上前の機種なら「違い」を実感できる

かつてのiPhoneは世代ごとの進化が大きく、新機能が買い換えの十分な動機になっていました。

たとえば、背面カメラが8MPから現在も採用されている12MPに進化したiPhone 6Sや、SuicaやPASMOが利用可能になり、初めて耐水・防塵性能を備えた2016年のiPhone 7/7 Plusの頃は、買い換えによって日常でのスマホの使い勝手を大きく向上させることができました。

その頃に比べると、最近のiPhoneの新機能は「地味」なものが多い印象が否めません。

これは日常生活で使う基本機能がすでに十分なレベルに成熟しているからこそですが、かつてのように毎年、あるいは2年ごとに買い換える必要性は低くなりました。

とはいえ、地味な変化であっても数世代分が積み重なれば、けっこうな「違い」になります。

近年のiPhoneの変遷から考えると、今回買い換えるかどうかの分岐点としては、3年前のiPhone XS/XR世代あたりになるのではないでしょうか。

これ以前のiPhoneを使っている人なら、iPhone 13シリーズに買い換えることで大きな違いを実感できるはずです。

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