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非公開の求人を誰よりも早く見つけるコツとは?

author Rachel Fairbank - Lifehacker US[原文]/訳:春野ユリ
非公開の求人を誰よりも早く見つけるコツとは?
Photo: Pressmaster (Shutterstock)

私は、適切なタイミングで適切な人に連絡したことで、2つの仕事を得るチャンスを手にしました

その2つの仕事は、遺伝学研究室の仕事と科学ライターの仕事で、どちらも求人広告は出ていません。

私は大勢のひとたちに山ほどメールを送り、自分の経歴を説明し、そこに就職したい理由を説明した結果、その2つの仕事を手に入れました(科学ライターの方は、私のために特別に新しいポジションを作ってくれました)

この2つの仕事に就けたのは幸運な偶然だと思っていました。

シアトルを拠点とするニュースキャスターのStarla Sampacoさんが最近Harvard Business Reviewに寄稿した記事によると、将来の上司になりそうな人には、現在具体的なポジションの採用予定がなくても連絡してみると、他の応募者よりも有利になる可能性があります。

Sampacoさんは、キャリアを歩み始めた人たちとのインタビューを通して情報をまとめており、就職活動をする際に考慮すべき次のようなステップを紹介していますね。

適切なタイミングで連絡する

上述した2つの仕事はどちらも、その職場が誰かを採用しようと考えているとき、求人が始まる前に、将来私の上司になる可能性がある人に私がすぐに連絡したことが勝因でした。

このアプローチを取ったことで、私が積極的でその仕事に就きたい人間であることを示すことができたのです。

普通、雇用主はそういう人材を採用したいはずです。

また、私が連絡したおかげで、雇用主は能力がある候補者を探す時間が節約できたので、私は雇用主の仕事をはかどらせたことになります。

もちろん、連絡するタイミングを決めるのは簡単ではありません

そのため、多くの場合、自分のスキルを必要とする人に連絡することが大切ですが、一方で、目標を達成するまでに、山ほど失敗するであろうことはわかっています。

一般的に、正しいタイミングで行動するには、会社やプロジェクトが流動的な状態にあるとき、新しい取り組みを始めようとしているかどうか最近社員が一斉に昇進したり転職したりしてポジションに空きが出ていないか1年契約のインターンを採用する季節かどうか、よく見極めることが大切です。

私は、フリーランサーになったことで定期的にフォローアップすることの重要性を学びました。今は必要とされなくても、将来必要になるかもしれません。

ただし、過度に積極的にならないようにしましょう。

「将来あなたのスキルが必要になるかもしれません」と言ってくれた人に、年に数回メールを送るのは効果的かもしれませんが、月に何回も送るのはやり過ぎです。

不採用を受け止めるのは辛いことですが、その場合は、将来上司になる見込みがあり、こちらのスキルを高く評価していても、現時点では誰も採用できない人たちにたくさんメールを送ることになります。

不採用の連絡を山ほど受けたり、何の連絡も無かったりすると辛いですが、適切な人に連絡できるまで頑張りましょう。

入社したい会社のキープレイヤーを特定する

普通は採用を決定するのは人事部だと思うでしょう。もちろんすべての採用の決定は人事部を経る必要がありますが、応募書類を実際に見て、誰と面接するか、あるいは誰を採用するか決めるのは、採用担当マネージャーです。

しかし、応募者側がここで本当にすべきことは、その採用担当マネージャーの上司を特定すること。

彼らは、ポジションを作ったり、採用の優先順位の設定に関して強い権限を持っていることが多いからです。中小企業の場合は、創設者か経営幹部、大企業の場合は取締役や上級管理職がそのような権限を持っていることが多いようですね。

Sampacoさんは次のように指摘しています

あなたの目標は、そのような権限を持つ人たちをあなたの擁護者にし、最終的にあなたが入りたいチームの採用担当マネージャーに紹介してもらうことです。

キープレーヤーはあなたをそういう重要人物につなげる力を持っています。誰からの紹介もなく応募するより、はるかに手ごたえがあるはずですよ。

また、キープレーヤーは、平社員よりも会社組織や将来的な計画について幅広い知識を持っています。

部署の仕事は、紙の上と実際とでは大きく異なることがあり、将来の計画では、こちらが予想もしなかったさまざまなスキルセットが必要になる可能性がありますよ。

適切な人にコンタクトすると、こちらのスキルがフィットするところが正確にわかるはずです。

情報収集面接を依頼する

情報収集面接とは、求職者と社員の間の非公式なミーティングですね。

通常、求職者は、キャリアの選択肢や企業文化に関して可能な限り多くの情報を得ることができます。これは、その会社の企業文化や期待値、そして特定の仕事の日々の現実を知る機会になりますよ。

将来上司になる可能性がある人に情報収集面接をお願いすると、その会社のことやそこで仕事をするのはどのような感じか知る機会になります

Sampacoさんも助言しているように、この面接では、その会社の仕事に興味があることを示し、面接官が会社で経験したことについて質問し、こちらが探している仕事でその経験がどのように生かされるか尋ね、応募のコツを聞くことが重要です。

その面接がうまくいったら、次は、その会社に自分が話をした方が良い人が他にいないか聞いてみましょう

採用担当マネージャーと連絡を取る

企業文化、空きがある仕事の種類、今後採用する予定のポジションについて理解を深めたら、いよいよ採用担当マネージャーと連絡を取るべきときです。

採用担当マネージャーに連絡したら、自己紹介をして、自分のスキルが会社にどのように役立つか簡潔に述べ、その採用担当マネージャーと面談したい理由やその面談で何を得たいのかを明確に説明する必要があります。

フリーランスの世界では、紹介状を使って採用担当マネージャーと連絡を取り、自分の存在と仕事での強みをわかってもらうようにします。また、自分を採用すると会社にどのようなメリットがあるかも明確にしましょう。

上司は日々の仕事をスムーズに進めてくれて、そのプロセスで上司を立ててくれる人材を好むものです

就活も採用の決定も、この段階ではまだ流動的であることを忘れないようにしましょう。

ですから、具体的なポジションを持ち出して採用して欲しいと頼まずに、自分のスキルがその会社にとって非常に価値がある理由を説明し、将来チャンスがあるか聞いてみるといいと思います。

実際に採用されてみると思っていた仕事とは全然違うこともありますが、かえってそれが自分にとって良いことになるかもしれません。

キャリアは、良かれあしかれ、こちらから質問するまで、どのようなチャンスがあるか、あるいは、自分にできることがあるかどうか、決してわかりません。

ですから、必ず聞いてみましょう。


Source: STARLA SAMPACO(1,2), Harvard Business Review(1,2,3), Indeed

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