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アウトドア用家具を長持ちさせる5つのメンテナンス方法

author Becca Lewis - Lifehacker US[原文]/訳:春野ユリ
アウトドア用家具を長持ちさせる5つのメンテナンス方法
Photo: Ingo Bartussek (Shutterstock)

アウトドア用の家具は雨や日光が当たったり、気温の変化によってダメージを受けますが、幸いなことに、ちょっと簡単なメンテナンスをするだけで、乾燥や色あせを修復し、雨水よるダメージを防ぎ、家具の接合部を強化することができます

パティオ、デッキ、裏庭に置いた家具の寿命を延ばし、屋外のスペースをより快適で心地よいものにしながら、倹約もできますよ(誰もごわごわになった椅子に座りたくありませんからね)。

1. 紙やすりで家具の表面を研磨して滑らかにする

日光、暑さ、雨が原因で、塗装を施していない木が色あせ、黒ずみ、ひび割れが生じることがありますが、紙やすりを少しかけるだけで、簡単に修復できます

まず、ささくれだったところに紙やすりをかけましょう。

最初は目の粗い紙やすりを使い、徐々に目の細かい紙やすりに変えていき、できるだけ木目を平らにして、出っ張りを取り除きます。

金物屋やホームセンターでは、粗・中・細の3種類のサンドペーパーがセットになった「プロジェクトパック」が販売されていますよ。

それぞれの紙やすりには、研磨面の分布と大きさを示す数字が記されています。60や80など数字が小さいほど粗く、180や220など数字が大きいほど細かくなっていくのです。

適切な粒度の紙やすりを選ぶには、家具に大きな突起(例えば人差し指の先端よりも大きいもの)、中程度の突起(親指の爪の厚さ程度のもの)、小さな毛羽立ち(家具の表面にぼんやり見えるぐらい)がないかを調べます。

2. やすりの選び方

出っ張りの大きさに合わせて紙やすり選びましょう。

大きな突起には、最初は目の粗い紙やすりが最も効果的です。中程度の大きさの突起には中目の紙やすり、それより小さいものには細目の紙やすりが適しています。

まず、大きな突起を取り除くために目の粗い紙やすりから使用し、表面がいい感じに滑らかになるまで、徐々に目の細かい紙やすりにしていきましょう。

この場合に便利なのが、サンディングブロックです。紙やすりをブロックに巻き付けるだけで、剛性が増し、指の痛みも防げます。

サンディングブロックはホームセンターなどで販売されており、密度が高く柔軟性のある発泡スチロール製のものが一般的ですが、いざというときは木製のブロックや密度の高いスポンジなどを使うこともできますよ。

家具の表面が比較的新しくて傷んでいなくても、保護剤を塗る前に紙やすりをかけておくと、乾燥、色あせ、くすみ、ひび割れを事前に防止することができます

3. 硫酸鉄を使って趣のある古めかしさを演出する

紙やすりをかけると、灰色に変色した表面が取れて、その下にある木の自然な色が見えるようになるのです。

家具が新し過ぎる感じがするときは、硫酸鉄と呼ばれる化合物を塗ることで、素朴でくすんだ外観にできます。

硫酸鉄はビタミン剤として販売されている無害な物質で、家具の表面を酸化させ、自然に風化した感じにすることができますよ。店頭ではなかなか手に入りませんが、インターネットで簡単に購入できます。

家具に塗る際は、1.4オンス(大さじ2)の硫酸鉄を1ガロン(約1.5リットル)の水に溶かし、家具にブラシで塗るか、スプレーで吹きかけるか、雑巾で塗りつけてから、乾燥させましょう。

念のために、家具の裏側で試してから使用してください。

注意:硫酸鉄は酸化(サビること)で効果を発揮するので、金物や工具などの金属が露出している部分にはつけないようにしてくださいね

4. 木製の家具にワックスを塗る

家具の表面を整えたら、次は木部分の処理に移ります。

塗装していない木材を使用している家具の場合は、その外観を保つことが目標です。自然な仕上がりを長持ちさせるには、アウトドア家具向けのワックスを塗りましょう。

アウトドア用のワックスにはさまざまな種類がありますが、UVカット効果や防水効果のあるものを選んでください。

ワックスを塗るときは、家具に汚れが無く乾燥していることを確認してくださいね(あと、ワックスのラベルに記載されている安全情報を忘れずに読んでください)。

また、屋外で作業する場合は天気予報を確認しましょう。雨が降ったり湿度が高かったりすると、ワックスが乾燥する際に家具の表面をうまく覆うことができません

清潔で乾燥した安全な作業環境が整ったら、ワックスを家具に塗っていきましょう。ワックスの中には雑巾を使って塗るものもあれば、プラスチック製のパテナイフやヘラを使って塗るものもあるので、ラベルを読んで指示に従ってください。

ワックスを滑らかに均一に塗り、約24時間かけて乾燥させます

1日ぐらい経つと、ワックスが固まった感じになりますが、まだ少し粘つきやベタつきを感じるかもしれません。

そのため、車にワックスをかけた後で磨くのと同じように、乾いた雑巾や緩衝パッドで家具を磨きましょう。

ベタつきが取れて、ワックスが滑らかになります。天候によっては、ワックスが完全に固まるまでに数日かかることもありますが、特に手をかける必要ありません。

これで、この家具はひび割れることが無くなり、日光や雨によるダメージから守られます。

5. その他のメンテナンス

家具の金具が緩んだり錆びたりしていないか確認し、緩んだネジはドライバーで締めましょう。

ボルトが緩んでいる場合は、可動レンチが2つ必要です。ボルトを締めるレンチと締めている間にボルトが回転しないように固定するレンチですね。

錆びた部品は、ダメージが少ないなら、錆取り剤を塗り、ワイヤーブラシと雑巾を使って変色した表面を取り除きます。ダメージが大きい場合は、金具部分を交換したほうがよいでしょう。

最後に、家具のメンテナンスをする際には、手袋を着用し、屋外か換気の良い場所で作業を行い、製品のラベルに記載されている安全情報に従うようにしてください。

屋外のスペースをおしゃれにするのは楽しいことですが、換気の悪い場所で有害な化学物質を吸い込んでしまったら、楽しいどころではありません

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