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多くの人に聴いてもらえる、音声コンテンツのつくり方

author Lindsey Ellefson - Lifehacker US[原文]/訳:ガリレオ
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多くの人に聴いてもらえる、音声コンテンツのつくり方
Image: Shutterstock

いまや、誰でも簡単に自分のポッドキャスト番組を始められるようになりました。

2000年代はじめの個人ブログと同じように、ポッドキャストはすっかりアメリカ社会に浸透しています

その一方でホストたちは、当時のブロガーたちと同じく、こんなふうに悩んでいるはずです。

自分のプライベートをあれこれバラしたり、自分では優れた内容だと思うコンテンツをつくったりしたところで、果たして聴いてくれる人はいるのだろうか」と。

大丈夫。ネット上はあらゆる番組であふれ返っていますが、あなたのポッドキャストを多くの人に見つけてもらう方法はあります。その方法をお教えしましょう。

「価値」のある番組づくりを心がける

当たり前のことに思えますが、まさにそのとおりです。どんなテーマであれ、世の中の人々が関心を持つ題材を取り上げましょう。

「テクノロジーは世界をどう変えているのか?」をテーマにしたWixのポッドキャスト番組「Now What?」のエグゼクティブプロデューサーRob Goodman氏は、次のように語ります。

リスナーは価値を求めています。そして、その価値にはさまざまなかたちがあります。お笑い、エンタメ、情報、あるいは単に、すごく面白い話でもいいのです。

ポッドキャスト番組「What You Thought」のスタッフ、B. Mosiah Fulton氏も、「リスナーは笑いたいのです。そして、いいジョークには必ず真実が含まれています」と同意しました。

リスナーはまた、情報や出会いを求めています。日常生活では出会うことのない人々や知識にアクセスしたいのです。こうした日常を超えたパワーこそ、ポッドキャストがリスナーに向けて解き放てるのものですよ。

こうしたコンテンツの情報源として自らを確立すれば、オーディエンスとの間に、長く続く確かな関係が築かれ、ブランドの強みになります。

とGoodman氏は語ります(同氏は以前、ウェビー賞にノミネートされたInVisionのポッドキャスト番組「Design Better」のプロデュースを手がけていました。現在は、自らホストを務める「Making Ways」もプロデュースしています)。

自分とオーディエンスに忠実に

オーディエンスを獲得したいからといって、1950年代のTVアナウンサーのように声の調子を変えたり、自分がよく知らないテーマについて語ったりする必要はありません。

やるべきは、自分が知っているテーマ、強い関心を寄せているテーマについて語ることです。同じテーマに興味を持っている人はきっとほかにもいるはずです。

「自分とオーディエンスに忠実でいましょう。そうすれば、オーディエンスはあなたとともに成長していきます」とFulton氏は語ります。

同氏が携わる「What You Thought?」は、総再生回数が半年ちょっとで50万回を超えました。

リスナーは、本物以外のものは聴きたがりませんオーディエンスにリーチし、心をつかむには、本物であることがポイントです。

とはいえFulton氏は、番組の成功を再生回数で測ろうとするのは「賢明ではない」と考えています。

再生回数を、単純に実際のファン数に置き換えることはできません。大切なのは、コアなファン層を築くこと。駆け出しの番組がよく失敗するのがここの部分です。自分の番組のコア・オーディエンスを知りましょう。

特定のオーディエンスをターゲットにするのではなく、自分は誰のために番組をつくっているのかをきちんと理解してください。

Goodman氏も、何かを売り込んだりしない、誠実な番組づくりを勧めています。

コンテンツに見せかけた30分のコマーシャルなんて、リスナーは望んでいません。間を持たせるためだけに交わされる目的のない会話も、とにかく嫌がられます。目的や価値のない番組は、いずれサブスクを解除されてしまうでしょう。

スケジュールを守って配信する

さて、自宅で番組を録音・アップロードするのに必要なツールがすべて揃ったとしましょう。

「これでいつでも番組を大量生産できるぞ」と思ったかもしれません。でも、ちょっと待ってください。

必要なリソースがすべて揃ったからといって、誰もがそれらを実際に活用するとは限りません。

とくにいまは、仕事も遊びも、かなりの部分が自宅に持ち込まれるようになっているため、私たちはやらなければならないことをつい先送りにしがちです。電球の取り替えも、ポッドキャストの録音も、何でも後回し。

でも、ポッドキャストの録音を先送りにしないでください。真剣に取り組みましょう。リスナーがいる人はもちろん、リスナーがほしい人も、さぼらずにエピソードを配信し続けなくてはなりません。

Fulton氏は「『What You Thought』のキャストとクルーは収録を毎週行っています」と話しています。

これがとても大事なことなのです! さぼらないこと。収録スケジュールを組み、それをきちんと守ること。クルーを集めましょう。ひとりでやっている人なら、準備を整えましょう。そして、とにかく収録するのです!

いろいろなプラットフォームで宣伝する

「What You Thought?」は、SpotifyやSoundcloudなどのオーディオプラットフォームで楽しめるだけではありません。動画の配信や、ソーシャルメディアの投稿も行っています。

各エピソードは、音声配信のみを念頭に置いて収録されているわけではなく、Apple PodcastsよりYouTubeが好きなオーディエンスにもアピールするために、動画形式でも収録されているのです。

誰もがポッドキャストを好んで「聴く」わけではありません。私もそのひとりで、ポッドキャストを聴くのは大嫌いですが、ポッドキャストのYouTube版なら喜んで見ます。

できるだけファンを増やしたいのなら、クロス・プラットフォームでプロモーションを行なってみましょう

Goodman氏のお勧めは、「オーディオだけでなく、ビジュアルアイデンティティーも活かして、声とブランディングを一体化させ、ソーシャルメディアのアセットも活用してオンライン上に存在するリスナーにリーチする」方法です。

自分のソーシャルメディアで宣伝するだけでは不十分ですよ。「ネットワーク」を活かしてください!

似たような番組をつくっている人を見つけて、コラボを呼びかけましょう。

「リスナーが新番組を発見する際にいちばん多いやり方のひとつは、すでに好きで聴いてて、よく知っているポッドキャストを通じたものです」とGoodman氏は説明しします。

番組間で相互インタビューしたり、広告プレイスメントを交換したり、番組冒頭やブログ投稿で謝意やエールを送ったりと、どんな方法であっても、未来のリスナーと自然なつながりを生むのに大変効果的です。

Goodman氏はさらに、「どの番組も、ひとつの島のように孤立して存在しているわけではありません」と言います。

番組を軌道に乗せるためには、ファンやサポーター、コラボレーターが必要ですよ。こうした人たちを集めることができれば、リスナーはきっとやって来ます。


Source: WIX, WHAT YOU THOUGHT, Design Better, Making Ways

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