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ミニマリストじゃなくても部屋をシンプルに見せる方法

author Aisha Jordan - Lifehacker US[原文](訳:浅野美抄子/ガリレオ)
ミニマリストじゃなくても部屋をシンプルに見せる方法
Image: Followtheflow (Shutterstock)

「ミニマリズム」とは、「less is more(少ないほうが豊かである)」を実践するライフスタイルです。

ウェブサイト「Minimalist Vegan」のクリエイターMichael Ofei氏は、

人生において欠かせない大切なものを見極め、それ以外のものを勇気をもって排除するプロセス

だと説明しています。そうした上で、必要なモノ以外はもたずに生きるのです。

ミニマリズムが注目されている背景には、現代の私たちの生活が、モノにあふれていることがあります。モノに価値を置くあまり、本当に大切なモノが見えなくなっているのです。

ミニマリストであることとミニマリスト的な装飾は別

ミニマリズムの考え方は、ドキュメンタリーでも注目を集めており、ミニマリストな暮らしを求めてモノを手放す傾向に拍車をかけています。

ただ、いまはライフスタイルが注目されていますが、実はミニマリズムはもともと建築やデザインの世界で生まれたものです。

ミニマリスト的な装飾をすることと、徹底したミニマリストのライフスタイルを実践することは違いますこの2つは、まったく別のことなのです。

言いかえれば、何から何まで捨てなくても、部屋をミニマリズム風にすることはできるわけです。その方法をお教えしましょう。

ミニマリスト的な装飾とは

ミニマリスト的な装飾にも、モノを減らすというコンセプトが当てはまるのは同じです。けれども、大切なのは「その部屋がどう見えるか」です。

そこでの生活スタイルや、実際にどれくらいモノがあるかは二の次です。

ミニマリスト的な装飾とは、ニュートラルな色を使い、シンプルですっきりしていて、ごちゃごちゃしていない装飾のことです。

デザイナーのRobert Brown氏は、『Elle Decor』誌にこう語っています。

ダイニングルームには、テーブルと椅子がいりますね。ひとつひとつの家具は、線や色、量感などが互いに呼応し、関連している必要があります。

基本的な形において、うまくまとまっていなければなりません。

部屋の装飾は、何よりもまず、その家でもっとも重要なもの、つまりそこに住む人々を支えるべきです。

すっきりした輪郭、抑えた色合い、必要最低限のミニマルな装飾を取り入れれば、その空間に何があるかではなく、そこで何が起きているかに焦点が当たります。

ミニマリストの美学を取り入れるポイント

無理にスペースを埋めない

部屋にあるものをすべて取り除いて(そうです、すべてです)何もない状態にし、本当に大切なものだけを戻していくことから始めるといいでしょう。

住まいの装飾に関するウェブサイト「Livspace」は、何もないスペースの重要性を強調しています

棚にスペースがあるからといって、そのスペースを埋めなければならないわけではありません。そこには、お気に入りの何か目立つ小物を置いて、アクセントにしましょう。

採光を意識する

明るい光と風通しの良さは、大切なポイントなので覚えておいてください。

カーテンは薄いものにして、できるだけ外の光がたくさん入るようにしましょう(いっそのこと、カーテンなしでもいいかもしれません)。

基本は落ち着いた色でそろえる

次に、どのような空間にしたいか考えましょう。居心地の良いリビングにしたいなら、ゆったりしたソファとアクセントチェアがいりますね。大型家具は、必ず抑えた配色にしてください

全体的に色を抑えて輪郭をすっきりさせておくと、ところどころに色を使ったり、アクセントになるものを置いたりすることで個性が出せるものです。

異なる材質や鮮やかな色、凝った模様などは、控えめに取り入れましょう(アーガイル柄のクッションや、ターコイズ一色というのは、主張が強すぎてしまいます)。

ひとつひとつが、部屋のほかの空間を補い、引き立てるよう、全体のバランスに注意しましょう。ここが、「ミニマリスト的な装飾」が「ミニマリズム」と違う点です。

これ以上クッションは必要なくても、ちょうど良いアクセントになるなら、ぜひ置いてください。

ミニマリスト的な装飾では、「フラットな表面」も重要です。金属の飾りや仕上げの装飾は、必ずしも重要ではありません。

例えば、キッチンのキャビネットは、取っ手がないものにすれば、開放的ですっきり片付いたカウンタートップとマッチするでしょう。

余計なモノを隠して平面と直線だけにすれば、あちこちに気を取られて視線がさまようことがありません。

ミニマリスト的な装飾とは、不要なものを排除するというよりは、自分が何を買うかや、自分の空間がどのような役割を果たしているかに意識を向けることなのです。

むやみに増やさず見極める。モノ選びで大切にしたい4つのこと

Source: The Minimalist Vegan, becoming minimalist, NETFLIX, Britannica, ROBERT BROWN INTERIOR DESIGN, ELLE Decor, Livspace

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