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投資と投機の違い、正しく答えられますか?

author Mike Winters - Lifehacker US[原文]/訳:春野ユリ
投資と投機の違い、正しく答えられますか?
Image: Getty Images

投資と投機の違いは単にリスク許容度の違いであり、投機はギャンブルに近いと言えます。

しかし、すべての投資にはリスクが伴うので、両者の間に明確な境界線はありません。

とは言え、どのような財務目標を持つ人も、この2つの違いは知っておく価値があります。

投資は長期戦で市場変動を避けることが多い

投資の定義はさまざまありますが、一般的に、商取引、株式、または資産から利益を得ようとすることが思い浮かびます。

最も保守的な考えの投資家は、元手を失うリスクを低くすることと引き換えに、高いリターンの可能性を捨てるので、多くの場合、「安全第一」のアプローチになります。安全な投資には、債券、不動産の購入、低リスクの融資、優良株への投資などがあります。

安全に最も高い利益を確保するために、投資家はさまざまな資産、業界、市場動向を評価し、一貫したリターンをもたらす可能性が最も高い投資を選択。

最も保守的な投資家は、多くの場合、数十年もの長期にわたり資産や株式に投資することで、短期的な市場の変動を回避します。これは、「パッシブ」投資と呼ばれる方法です。

この戦略は、特に株式市場への投資で功を奏しました(Warren Buffettがその代表例です)。

これまで平均して年に約11%のリターンがあったからです。この「平均して」の部分が重要なのです。

投資する期間が長いほど複利がつき、市場で短期的に2桁の落ち込みがあっても影響を受けにくくなるからです。

投機は短期的な利益を狙う

「大きなリスクには大きな報酬が伴う」という古い格言は、まさに投機に当てはまります。投機とは、失敗する可能性が高い投資にお金を投入する行為ですが、時には大きな利益をもたらすことがあります。

勢いのあるトレーダーを含む投機家は、高頻繁度で取引する傾向があり、商品取引、暗号通貨などリスクの高い市場、あるいは、中小企業や困窮した企業の株式に投機します。

ただし、投機のリスクが高いからといって、すべてがギャンブルであるとは限りません。

長期的投資の機会を見つけるために適用されるのと同レベルの精査や調査が短期サイクルと市場行動に適用できます(たとえば、Gamestopのショートスクイズは合理的な投資であったと言えます)。

ただし、投資対象(暗号通貨など)についての知識がまったく無い人がこうした取引を行うのは、基本的にギャンブルです。

自分のリスク許容度を知ることが重要

自分が投資と投機のどちらをしているのか判断するには、何を購入するかではなく、なぜ購入するのかが重要です。

これは、財務目標に基づき、人によって異なります。

たとえば、退職間近の低所得者は、AMCの株価の短期的高騰に投機するために、401(k)の巣にある卵を現金化することはおそらく望まないでしょう。

逆に、お金に余裕がある人なら、株式や債券へのエクスポージャーは減らしたいと思うかもしれません。そのため、財産のごく一部を暗号通貨などのリスクの高い無形資産に投資したがるかもしれません。

低リスクの投資と高リスクの投資の違いを知ることは重要ですが、自分自身のリスク許容度を知ることはそれ以上に重要です(詳しくはこちらをチェックしてください)。

また、年齢、財務状況、退職後の目標に大きく左右されるので、投資と投機のトレードオフについて、ファイナンシャルアドバイザーに相談することを検討しましょう。


Source: Investopedia

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