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今日のライフハックツール

子ども用プログラミング教材を大人がやってみたら、問題解決能力が向上して良いことだらけ!【今日のライフハックツール】

author 中川真知子
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子ども用プログラミング教材を大人がやってみたら、問題解決能力が向上して良いことだらけ!【今日のライフハックツール】
Photo:中川真知子

突然ですが、今、筆者はプログラミングにハマっています。

もともと、小学校3年生の息子のために購入したものを一緒に触っていたのですが、時間を忘れてプレイするようになりました。

学校のカリキュラムにプログラミングが導入されることにでもならなければ、手を出すこともなかったであろう教材ですが、いざ触ってみると、大人にも良いことだらけであることがわかりました。

トライ・アンド・エラーに慣れて粘り強くなる

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なんで動かないのかをじっくり考える。
Photo:中川真知子

筆者が使っているのは、『Z会プログラミング講座 with LEGO® Education』というプログラミングセットです。

全12回のコースになっており、ロボティクスブロック、そしてPythonが学べます。

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Photo:中川真知子

ロボットはSPIKEアプリの指示に従って進めるのですが、小さい頃からLEGOブロックで遊び慣れているなら、難しいことはありません。

大人でも手こずるのはワークブックです。

数学的で、基礎がわかっていなければ応用はできません。

テキストは1冊目からきちんと読んで、ひとつずつ実践しなければ、すぐに迷ってしまいます。

読解力コツコツと積み上げる力が求められます。

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Photo:中川真知子

面倒くさがらずに解いていくと、ちょっとした問題が発生したときに、原因を解明するクセや、余計な事柄を排除して問題だけに集中して解決に挑む習慣がつくと実感しています。

粘り強さは仕事に求められるスキルのひとつ。

負けず嫌いや諦めない心は、生来のものだと思っていましたが、プログラミングを通して習得できると思いました。

「プログラミング的思考」と思わぬ効果

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Screenshot:中川真知子

文部科学省はプログラミングを通して、「①知識及び技能、②思考力、判断力、表現力等、③学びに向かう力、人間性等」を学んで欲しいと考えています。

中でも重要視されているのが、「プログラミング的思考」ではないでしょうか。

定義は以下の通りです。

【思考力・判断力・表現力等】

発達の段階に即して、「プログラミング的思考」(自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力)を育成すること。

文部科学省より、一部抜粋。

つまり、どうやって目的に到達すればいいのかを考える力なわけですが、個人的には、プロセスを学ぶ過程で、「取り乱しても解決にはならない」と冷静になるクセもついてきたと感じています。

ロボットがうまく動かないときに、「怒って投げ出してもダメ」→「とりあえず冷静になって、あとで別のアプローチをしてみよう」となります。

これを子育ての場面に当てはめた場合、「感情的になっても状況は改善しない」→「解決策を冷静に考えよう」になります。

子育てで何かあると、感情に任せて叱ることがありますが、それでは何も解決しません。

わかっていますが、筆者は声を荒げることがあります。そんな自分がいやで、いろいろと試しましたがダメ。

「怒りのピークは6秒だから6秒カウントする」といった方法が有名ですが、怒っている時はそんなこと忘れています。

6秒数えられるくらいなら、怒っておらず、むしろ冷静です。

日々のプログラミングで、「感情的になっても無駄」という思考回路が強化されているような感覚があります。

アンガーマネージメントのようなものでしょうか。

楽しいし気づきが多い

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Photo:中川真知子

いろいろと書きましたが、向上心からプログラミングをやっているのではありません。

純粋に楽しいのです。

プログラミングは難しい印象がありましたが、実際に触ってみるとパズルと変わりません

ルービックキューブよりも楽しいおもちゃを手に入れた感じ。

難易度は段階的に上がり、うまく動くと達成感が得られて、自己肯定感も上がります。

そして、楽しいだけでなく、気づきもある。

筆者が若い頃は、根性論や年功序列からくる「上の言うことは絶対」論が幅を利かせていました。

しかし、これからの時代は、義務教育にプログラミングが組み込まれたこともあり、「プログラミング的思考」をもった若者たちが一般的になってくるわけです。

冷静に問題解決に挑む人たちが、根性論・感情論で動く人たちをどう感じるでしょうか。

思考回路が違う人たちが、同じ環境に集まる時代。積極的に新しいことを学び、すり合わせていく必要があると思いました。


筆者は『Z会プログラミング講座 with LEGO® Education』を使っていますが、プログラミングソフトは無料のものも多く存在します。

スマートフォンやタブレットで気軽にプレイできるので、脳のトレーニング代わりに触ってみてはいかがでしょうか。

Source: Z会, 文部科学省(1, 2

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