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タスクの優先順位付けで利用したいフレームワークとツール3選【今日のライフハックツール】

author 山田洋路
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タスクの優先順位付けで利用したいフレームワークとツール3選【今日のライフハックツール】
Screenshot: 山田洋路 via Matrix for Trello

ビジネス上の戦略立案やロジカルシンキング、コミュニケーションを発展させるうえで、フレームワークの活用は欠かせません。

いざ必要な時にぴったりのフレームワークを利用できれば有用でしょう。

とはいっても、数多あるフレームワークを全て頭に入れておくのは至難の業。そこで今回は、意思決定やタスクの優先順位付けなどに利用できるフレームワークを3つご紹介。

これらの活用をサポートしてくれるツールについても触れようと思います。ビジネスの現場でぜひお役立てください。

MoSCoWメソッド

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Screenshot: 山田洋路 via Ducalis.io

システム開発での要件定義でよく用いられるMoSCoWメソッドですが、一般的なタスクの優先順位付けにも重宝します。

「MoSCoW」とは「Must-have(必須)、Should-have(取り組むべき)、Could-have(できれば)、Won’t-have(先送り)」の頭文字。この4つの指標でタスク(システム開発では実装する機能)を分類し、現時点でのリソースに照らし合わせて取り組みます。

例として、「リモートワークの業務効率アップのために導入するモノ」の候補に優先順位付けしてみます。

・マイク :Must-have(なかったらWeb会議ができない)

・トレッドミル:Should-have(なかなか出歩けない中で運動不足解消は優先事項)

・スタンディングデスク:Could-have(なくてもなんとかなるものの、あれば業務効率アップに貢献してくれそう)

・アーロンチェア:Won’t-have(良いのはわかるけどリソース不足)

お察しの通り、評価は主観的なものなので入念な検討が必要に。

もし衝動的にアーロンチェアが欲しくなっても「Won’t-have」カテゴリだった…と再確認し、自分を納得させるための基準にもなります。

MoSCoWメソッドが利用できるツール『Ducalis.io』

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Screenshot: 山田洋路 via Ducalis.io

MoSCoWメソッドが手軽に利用できるツールには、『Ducalis.io』があります。タスクを追加していき、それぞれに対して0~3(Won’t-have~Must-have)で評価

一覧で評価が確認できるほか、すぐに取り組むべきタスクと保留のタスクを表示することも可能です。

『Ducalis.io』はフレームワークをタスクに適応するためのツールで、これ以外にも指標設定に活用するノーススターメトリック(NSM)や、Netflixで取り組まれるDHMが利用できます。

※DHM…Delight、Hard-to-copy、Margin-enhancingの頭文字をとった略語。

『Ducalis.io』は公式ページから利用できて、フレームワーク1つまでが無料で利用できます。

複数のフレームワークを利用したい時には、月額10ドル(約1100円)のTeamプランも用意されていますよ。

アイゼンハワー・マトリクス

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Screenshot: 山田洋路 via Matrix for Trello

タスク管理で最もよく利用するのがアイゼンハワー・マトリクスではないでしょうか。

アメリア第34代大統領が実践していた手法に倣ったこのフレームワークでは、タスクを「重要/重要でない、緊急/緊急でない」の2軸で分類することで、優先順位を明確化します。

2×2マトリクス上の4領域にタスクが振り分けられることになり、第1領域(重要かつ緊急)はすぐ着手すべき最重要タスク、第4領域(重要でも緊急でもない)は削除すべきタスクになります。

第2領域(重要だが緊急ではない)のタスクの扱いがミソで、長期目線ではビジネスの発展にとって必須なタスクは、ともすれば第3領域(重要でないが緊急)のタスクを片付けるうちに手つかずになりがち。

ここを明確化し、スケジュールに組み込んで着実に実施していく必要があります。

アイゼンハワー・マトリクスが利用できるツール『Matrix for Trello』

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Screenshot: 山田洋路 via Matrix for Trello

アイゼンハワー・マトリクスが利用しやすいツールとして、TrelloのPower-Up、『Matrix for Trello』をおすすめします。

タスク管理をTrelloで行なっている方は多いのではないでしょうか。

『Matrix for Trello』なら、タスク管理用のボードにそのままアイゼンハワー・マトリクスが適用できます。

また4象限マトリクスリスク・マトリクスなど、アイゼンハワー・マトリクス以外にも、マトリクスを使ったフレームワークはたくさんあります。

使い慣れたカンバン方式で、多様なフレームワークが活用できるメリットは大きいといえそうです。

『Matrix for Trello』は公式ページからTrelloに追加できて、月額5ドル(約500円)から利用できます。

無料プランも用意されていて、デフォルトのリスク・マトリクスが利用可能です。

ICEスコア

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Screenshot: 山田洋路 via Mental Models

重要なタスクがいくつもある中、注力配分の判断はとても難しいもの。

ちょっとした判断ミスが、大痛手にもつながりかねない状況で、役に立つのがICEスコアです。

このフレームワークでは、「影響力(Impact)、信頼度(Confidence)、容易性(Ease)」の3つの指標でスコアリングし、掛け合わせることでタスクに優先順位付けします。

影響力とはKPIの達成にどれだけ貢献するか、信頼度とは影響力の評価がどれほど確かか、容易性とは実現に要する労力・リソースの見積もりです。

具体的なスコアが算出できるので、注力すべきタスクやその配分が明確化されるのがメリット。

デメリットとしては、スコアリング自体が主観に基づいていることです。

パッとスコアを出して参考にするといった利用法がおすすめ。

ICEスコアが利用できるツール『Mental Models』

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Screenshot: 山田洋路 via Mental Models

ICEスコアが利用できるツールとしておすすめしたいのが、Notionのテンプレート『Mental Models』です。

指標それぞれのスコアを入力すると、自動的に総合スコアを算出してくれます。

Notionでタスク管理をする方は、こういったテンプレートを利用する方法があります。

このテンプレート自体、とてもシンプルなものですが、『Mental Models』にはその名の通り、コミュニケーションからビジネスに至るまでのフレームワークがいくつも用意されていて参考になります。

『Mental Models』は公式ページから29ドル(約3200円)から購入できますが、ICEスコアのテンプレートのみであれば無料で利用可能です。

Source: Ducalis.io, Matrix for Trello, Mental Models

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