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ウイルスを含む微生物は至るところにいるが、恐れなくていい理由

author Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]/訳:ぬえよしこ
ウイルスを含む微生物は至るところにいるが、恐れなくていい理由
Image: GettyImages

新型コロナウイルスという微生物によって、私たちのこの1年半の生活は恐怖に満ちたものになってしまいました。

しかし、私たちに日常には何十億もの他のバクテリア、ウイルス、細菌が常に存在しているものです。本当に恐れるべきものとは何なのでしょうか。

そして、度を超えずに自分の身を守る方法はあるのでしょうか。

微生物がいるのは当たり前

子どもたちと屋外へ行ったら、虫がいると文句を言う子もいるでしょう。しかし、親としては屋外には虫がいて当たり前だと説明する他ありません。

それと同様に、家の中にも微生物がいて当たり前なのです。そこが微生物の住処ですから(つまりどこにでもいるということです)。

バクテリアなどの微生物は世界中あらゆるところにいます。人間の皮膚や体にも生息していて、「マイクロバイオーム」と呼ばれる小さな生態系に存在しています。

人に病気を引き起こす有害なものもありますが、大部分は無害です。

では、デスクやキッチンカウンターの上などにいるバクテリアはどうでしょうか。バクテリアを連れてきているのは、ほとんどの場合私たちです。細菌センターから送られた侵略者ではありません。

このようなバクテリアはもともと私たちの皮膚にいて、私たちがデスクなどを触ったことから表面に付着したのです。

微生物学者のMark O. Martin氏が、以前の細菌のトレンド(これは公衆トイレのハンドドライヤーに関するものです)でこう述べていました。「人の皮膚全体に微生物が生息しているからといって、手をつなぐのをやめたりはしませんよね」。

行なうべき微生物対策は

さて、まわりにいるのはほとんど無害な微生物であるわけですが、人に病気をもたらす可能性のある微生物についてできることを以下に挙げました。

食材を触る時は要注意

生の鶏肉や卵に含まれるサルモネラ菌、牛肉に含まれる大腸菌など、有害な細菌で汚染されている可能性がある食材があります。

このような食材を準備した後は手を洗い、準備に使った器具や表面を洗浄したり消毒することが重要です。器具の大部分は洗剤とお湯で洗えば十分ですが、カウンタートップには消毒剤を使ってもかまいません。

適度な頻度で手を洗う

手洗いをすべきなのは、生肉を触った時だけではありません。ゴミ、ペットまたはペット関連のもの(フンや餌のボウルなど)、おむつ、土壌(土の中にいる微生物の数はわかりませんから)に接触した後にも手を洗うべきです。

それから、トイレを使った後です。CDC(アメリカ疾病予防管理センター)には、手洗いのガイドラインがあります。

また、食べる前に手を洗うと、それまでに触っていたものが口に入ることを防げます。

適度な頻度で手を洗っていれば、デスクなどの表面に有害な微生物が付着することが防げます。上に述べたように、微生物はほとんどの場合、私たちの汚れた手を介して表面に付着するからです。

病気の人に接する時は要注意

有害な微生物は、病気の人からうつされる傾向があります。たとえば、子どもが下痢をしている時のトイレの掃除などには細心の注意を払いましょう(トイレは、漂白剤など適切な消毒剤を使うべきところです)。

新型コロナウイルス感染症から私たちが学んだことも役立ちます。公共の場でマスクをすると、自分が病気の時に他人にうつすことが防げますし、また、自分が他人から風邪やインフルエンザなどをうつされることも少なくなります。

表面の除菌やハンドサニタイザーの使用は、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐ上では特に重要ではないことがわかっています。

風邪、インフルエンザ、下痢性疾患など、表面接触によって拡大する他の病気に対しては、手をしっかり洗い、人が多く触る表面の定期的な洗浄(消毒ではなく)を引き続き行なうのは良い習慣です。


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