連載
特集
カテゴリー
タグ
メディア

仕事を抱えこむ前に同僚に任せる方法

author Elizabeth Yuko – Lifehacker US[原文]/訳:ぬえよしこ
仕事を抱えこむ前に同僚に任せる方法
Image: Getty Images

完璧主義の人にとっては、すべてが基準に達していることを保証する唯一の方法は、すべてを自分で行なう(あるいは少なくとも入念にチェックする)ことなので、他人に仕事を任せるのはそう簡単ではありません

委任が得意ではないために自分が仕事を抱えすぎてしまい、気づいた時には燃え尽き症候群になりかけているようなこともあります。

これは、エグゼクティブコーチでソーシャルワーカーのライセンスを持つMelody Wildingさんが、自分のクライアントと定期的に取り組んでいる問題です。

彼女は自分の経験に基づいて、完璧主義の人が委任できる方法を学ぶために(かつ、その方法を実践もします)いくつかの戦略を開発しています。

そのヒントがFast Companyの記事で共有されていたので、ご紹介します。

費用対効果を考える

完璧主義者は、仕事において意思決定の賛否両論を絶えず分析して検討する傾向があります

Wildingさんは、そんな時に一歩下がって、自分について、そして委任方法(または委任方法がないこと)について、同じように分析してみることを勧めています。また、委任方法が同僚に与える影響についても考慮するべきです。

自分が抱えすぎて、他の人が機能不足になるという力関係を生み出しているかもしれません。自分が何もかもを担当して状況を「修正」する責任を負ってしまうと、他人の成長の機会が奪われます。

委任することは罰ではありませんし、「他人に仕事を押し付ける」ことでもありません。むしろ、チームや同僚が新しいスキルや能力を習得して成長するチャンスなのです。

また、完全主義者が委任することに感じている苦労が本人のメンタルヘルスにどのように影響しているのか、そして彼ら自身の個人的な成長の機会にもどんな影響があるのかを考えなければなりません。Wildingさんいわく

多くの仕事をこなしてトップ社員としての地位を確立しようと思っているのかもしれませんが、人に任せられないということは、実際にはもっと多くの責任を負う準備ができていないことを経営陣に示していることになります。

人は損失によって動機付けられる傾向があるので、何にリスクが及ぶのかを浮き彫りにすれば行動が変わる可能性があります。

少しずつ委任すればいい

完璧主義の人は、委任も含め、(通常は自分で課した)高い基準を満たすことができないと思ったら、タスクをずっと先送りしてしまう場合もあります。

でも、Wildingさんは、プロジェクト全体を他人に引き渡す必要はないと言います。

小さなことから始めて、何らかのタスクをほかの人に任せるという思考に慣れるために時間を取ればいいのです。(*)

彼女のアドバイスです。

最初に委任できるリスクの少ないタスクを選ぶことからはじめます。

1週間追跡してみて、任せる相手を決めます。タスクは次のようなものがいいでしょう。

管理的で単調で、自分でやると時間がかかるタスク

簡単に教えることができる、単純で反復的なプロセスのタスク

自分が持っていない専門的なスキルセットを必要とするタスク

「何」だけではなく「どのように」も任せる

委任というのは、何をやるかを相手に伝えることだと思うかもしれませんが、Wildingさんは、完璧主義の人は、タスクの達成方法を決める権限を他人に与えるという観点からも委任を捉えるべきだと述べています。

完璧主義者の人は、厳格で完璧主義的な考え方と、タスクを達成して結果を出すためには『正しい』方法は1つしかないという仮定を手放さなければなりません。


Source: MelodyWilding, Fast Company

swiper-button-prev
swiper-button-next