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Microsoft Wordでフローチャートを作成する方法

author MakeUseOf/訳:的野裕子
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Microsoft Wordでフローチャートを作成する方法
Image: Shutterstock

MicrosoftのWordを毎日使っていると、Wordのパワフルさを思い知ります。専用の図解ツールがない時は、Wordを使ってフローチャートを作成するのが一番簡単なこともあります。

今回は、Microsoft Wordでフローチャートを作成するのに必要な様々なエレメントをご紹介します。

描画ツールでフローチャートを作成する方法

Microsoft Wordでフローチャートを作成するのに必要なツールは、すべて描画ツールにあります。

以下の基本ステップから始めましょう。

まず始めに、ページ範囲を最大化します。右端にある小さな上向き矢印をクリックすると(もしくは「Ctrl + F1」で)、リボンが隠れ、タブの名前だけを表示されます。

続いて、グリッドを表示するには、「表示」タブをクリックし、グリッド線のチェックボックスにチェックを入れます。このグリッド線にフローチャートのシンボルをスナップして沿わせることができるので、位置やサイズを正確に調整できます。

また、グリッド線は「レイアウト > 配置 > グリッドの設定」でカスタマイズすることもできます。

グリッド線の設定
Image: MakeUseOf

描画キャンバスを使いましょう。Wordのドキュメントに図形や画像を挿入すると、自動的に描画キャンバスが作成。フローチャート全体を組み立てるには、キャンバスのリサイズが必要になります。

Microsoftのサポートによると、(フローチャート内で)様々な図形を使う時に便利とのこと。

また、フローチャートの魅力的な背景を作成するのに、ページの背景色で描画キャンバスをカスタマイズすることも。その場合は「リボン > デザイン > ページ背景」で色を選びましょう。

ページの背景色
Image: MakeUseOf

ここからは、図形を挿入し、それらをつなげる緻密な作業に入ります。

まず紙に描いてから、Microsoft Wordを使って完成させるのがよいでしょう。

ラフスケッチがあると、ページレイアウトの理解が深まります。手順は簡単ですが、この「プランニングツール」を使って計画を立てることで、時間の節約になります。

挿入 > 図形」にすべての図形があります。「図形」のドロップダウンをクリックしましょう。

図形のドロップダウンメニュー
Image: MakeUseOf

1. 「フローチャート」の配下に図形が整然と並んでいます。

2. 挿入する図形を選びましょう。例えば、「スタート」に使う角丸四角の図形を選びます。

3. キャンバス部分をクリックし、クリックしたままマウスをドラッグして図形を追加します。もしくは、図形をダブルクリックすると、自動的にキャンバスに追加されすので、それを移動させてリサイズします。

スタートの図形
Image: MakeUseOf

4. 図形をクリックして、テキストボックスに文字を入力して追加します。

5. 2つの図形をつなげるには、矢印やコネクタを使います。普通の矢印と違って、コネクタは常に図形とつながった状態です。図形のドロップダウンメニューに、「エルボー」と「カーブ」の2つの基本コネクタがあります。

注意:コネクタは描画キャンバス上に配置された図形間でのみ、意図した通りに機能します。

コネクタのメニュー
Image: MakeUseOf

例えば、コネクタを接続ポイント(図形上にある小さな青い点)に手動で動かすことができ、コネクタをポイントに固定すれば、コネクタを外さずに図形を動かすことができます。

このおかげで、フローチャートを調整するのに、かなり自由に図形を動かすことができます。

コネクタの矢印の横にテキストボックスを挿入し、決定の図形から分岐するコネクタに「はい」または「いいえ」と追加します。

回転ハンドルを使って、テキストボックスを回転させることもできます。

図形を配置するTIPS

  1. 最初に適切に配置するのがおすすめです。キャンバスに図形を配置する時は、グリッド線を使い、等間隔で描きます。
  2. 各図形をクリクして、新しい位置にドラッグします。たくさん図形がある場合は、時間がかかることがあるので、図形をグリッド線にスナップします。
  3. 並べたいすべての図形を選び、「書式」タブで「配置」のドロップダウンメニューをクリックします。「選択したオブジェクトの配置」を選び、配置ツールで自動的に図形を配置します。

フローチャートを並べるTIPS

フローチャートを配置した後で、ページに合わせて図をきちんとレイアウトすることもできます。

  1. すべての図形とコネクタをグループ化します。すべての図形とコネクタを選択し、「書式」タブで「グループ化」のドロップダウンをクリックし、「グループ化」を選びます。
  2. 配置」のドロップダウンから、「整列」を選べる場合は、「中央揃え(水平方向/垂直方向)」をクリックします。
  3. オプションとして、キャンバスの隅をドラッグするとキャンバスサイズを変更できます。

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Wordで「素晴らしい」フローチャートを作成する

カラフルなフローチャート
Image: MakeUseOf

このカラフルな図は、さらに書式を調整したフローチャートです。

Wordでフローチャートの書式を変更するのは、図形を挿入し、つなげ、テキストボックスすべてに文字を入力した後の、最終段階です。

個々の図形やボックスの装飾をするよりも、まとめて一括でやるのがおすすめ。複数の図形を選択し、まとめて書式を設定します。

それぞれのクリエイティビティを活かして欲しいので、ここでは「書式」タブのリボンや、サイドパネルの詳細オプションにある、基本ツールをお教えします。

図形の上で右クリックするか、図形の書式設定を選択して、サイドパネルを開きましょう。

図形の書式設定
Image: MakeUseOf

図形やコネクタのデザインに使えるオプションはたくさんあります。

  • 図形のスタイル:図形に色やグラデーションを簡単に追加します。
  • 図形の塗りつぶし:単色やグラデーションを選びます。あまり多くの色を使わないこと。
  • 図形の枠線:図形の枠線の表示の設定をします。また、コネクタの矢印を太くしたり、細くしたりするのにも使います。
  • 図形の効果:影や立体感などで図形に奥行きを追加します。

ご覧の通り、必要最小限のフローチャートを仕上げるのに、様々なオプションがあります。フローチャートのテンプレートを使って、必要に応じてカスタマイズしてもいいでしょう。

意思決定を向上させるのにフローチャートを使う

フローチャートの魅力は簡潔さにあります。基本的な図形を使って、どんな問題でもアルゴリズムをフローチャートにできます。

フローチャートにすることで、俯瞰的に見て、全体のプロセスを理解することができます。フローチャートを作成するプロセスだけでも、自分のロジックが明確になり、さらなる洞察が得られることがあります。

まとめは以下の通り

  • あらゆるプロセスを検証する。
  • プロセスに関与する人たちと手順を話し合う。
  • 不要な手順を取り除きプロセスを整理する。
  • 潜在的な問題を見極め、解決する。
  • プロセスを改善する。

Wordではじめてのフローチャートを作成する

紙とペンの手書きから、「SmartDraw」やMicrosoftの「Visio」のような専用のアプリまで、フローチャートを作成する方法はたくさんあります。しかし、Wordがインストールされているなら、上記のTIPSを使ってフローチャートを作成してみてはいかがでしょうか。

Source:Microsoft

Original Article: How to Create Flowcharts in Microsoft Word (The Easy Way) by MakeUseOf

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